キャッツミャウブックス2026最新案内!猫店員・保護猫支援・アクセスと通販を徹底解説
東京・世田谷区の住宅街に、猫が登場する本だけを集めた少し特別な書店がある。店の名前は「Cat's Meow Books(キャッツミャウブックス)」。本棚を彩るのは、写真集や絵本だけではない。小説、エッセイ、漫画、ノンフィクションまで、思いがけない場所に猫が登場する本が並ぶ。
この店のもう一つの特徴は、元保護猫が店員として暮らしていることだ。さらに、店舗とオンラインショップの売上の10%を保護猫活動団体に寄付するという仕組みを続けている。2017年8月8日の開店から2026年で9年目を迎え、単なる猫好きのための書店を超えた存在になっている。
西太子堂駅から徒歩約2分という場所、営業時間、通販の利用方法、開店の背景、猫店員との接し方まで、訪問前に知っておきたい情報を整理した。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 店舗の正体: 東京都世田谷区若林にある、猫が登場する本を専門に扱う独立系書店。
- 最大の特徴: 元保護猫が猫店員として暮らし、売上の10%を保護猫活動団体へ寄付している。
- 開店日: 2017年8月8日、世界猫の日にオープン。
- アクセス: 東急世田谷線・西太子堂駅から徒歩約2分、三軒茶屋駅から徒歩約10分。
- 営業時間: 基本は11時〜19時。月曜日・火曜日が定休日として案内されている。
- 通販: Cat's Meow Books Virtual Shop βで全国から購入できる。
- 2026年の動き: オンライン販売の継続、猫本の定期便構想、写真展などの企画にも取り組んでいる。
【店舗の正体】キャッツミャウブックスはどんな猫本専門店なのか
Cat's Meow Booksは、東京都世田谷区若林にある猫本専門の書店だ。
店主を務めるのは安村正也さん。猫と本を組み合わせた独自のコンセプトで、2017年に店舗を開いた。
一般的な書店との違いは、商品をジャンルや出版社だけで分類するのではなく、「本のどこかに猫が登場すること」を選書の基準にしている点にある。
猫の写真集だけではない、幅広い選書
店頭に並ぶのは、いわゆる猫の写真集や飼育本だけではない。
例えば、次のようなジャンルがある。
- 猫の写真集・ビジュアルブック
- 猫が登場する小説・文学作品
- 猫を題材にした漫画
- 絵本・児童書
- 猫との暮らしを扱う実用書
- 猫にまつわるエッセイ・紀行文
- 動物や人間社会を扱うノンフィクション
店の選書基準は、猫が本の中に登場すること。猫が主役でなくても、作品のどこかに猫が出てくれば候補になる。
2026年5月の取材記事では、店内には新刊と古書を合わせて約3,500冊が並ぶと紹介されている。
この基準が面白いのは、読者が自分では猫本だと思っていなかった作品に出会えることだ。猫の写真集を探しに来た人が、思いがけず小説やエッセイを手に取る。専門店でありながら、読書の選択肢を狭めない仕組みになっている。
猫カフェではなく、猫が暮らす本屋
初めて訪問する人が注意したいのは、ここが一般的な猫カフェではないということ。
本を購入するための書店であり、猫とのふれあいを目的とした有料施設ではない。
猫店員は店内で自由に過ごしており、眠っていることもあれば、姿を見せないこともある。
猫に会えることは魅力の一つだが、猫の生活と安心を優先する場所であることを理解しておきたい。
【開店までの物語】2017年8月8日に夢の猫本屋が誕生した理由
キャッツミャウブックスの成り立ちを知るうえで欠かせない人物が、店主の安村正也さんだ。
開業の背景には、本屋を開きたいという思いと、保護猫に対する個人的な経験があった。
原点となった保護猫・三郎
2025年12月のFNNプライムオンラインの取材では、開店のきっかけとなった猫との出会いが紹介されている。
安村さんが暮らしていた家の中庭で、野良猫が3匹の子猫を産んだ。しかし、母猫が育児放棄し、子猫2匹は命を落としてしまった。
残された1匹を保護して育てることにした。その猫が三郎だ。
当時は、現在ほど「保護猫」という言葉や支援の仕組みが一般に浸透していなかった。
助けられなかった命への後悔が、行き場のない猫を支援したいという思いにつながっていく。
三郎は後に、キャッツミャウブックスの店長を務める存在となった。
本屋と猫を結びつけた開業構想
安村さんは以前から、自分の好きな本を扱う書店を開きたいと考えていた。
開業に向けて具体的に動き出したのは2016年春ごろ。書店づくりについて学ぶ講座に参加し、猫と本を組み合わせるアイデアを形にしていった。
その構想は、次の4つの柱に整理できる。
1. 猫が登場する本だけを扱う専門書店にする。
2. 元保護猫を看板猫・店員として迎える。
3. 本の売上の一部を保護猫活動へ寄付する。
4. 猫と人、本屋と保護猫活動が互いに支え合う場所をつくる。
開業資金の一部にはクラウドファンディングも活用した。
2016年5月下旬には開店に向けて本格的に動き始め、翌2017年8月8日、世界猫の日に店舗がオープンした。
キャッツミャウブックスの重要な年表・関係者一覧
| 時期・人物 | 出来事・役割 | 店舗との関係 |
|---|---|---|
| 約20年前 | 保護猫・三郎との出会い | 猫と人が助け合う構想の原点 |
| 2016年春 | 開業プランを具体化 | 猫と本を組み合わせた書店を計画 |
| 2016年5月下旬 | 開店準備を本格化 | 講座での構想を実際の事業へ |
| 2017年8月8日 | Cat's Meow Books開店 | 世界猫の日に営業開始 |
| 2018年7月26日 | 『夢の猫本屋ができるまで』発売 | 開業までの経緯を記録 |
| 井上理津子 | ノンフィクションライター | 開業記を執筆 |
| 安村正也 | 店主・創業者 | 店の運営と選書を担当 |
| 2026年 | 開店9年目 | 通販やイベントなどを展開 |
開店までの経緯を詳しく知りたい人には、井上理津子著、安村正也協力の書籍『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』が参考になる。
ホーム社から2018年7月26日に発売された同書は、書店業界の経験がなかった安村さんが、会社員として働きながら独立系書店を立ち上げるまでを追ったノンフィクションだ。
単なる店舗紹介ではなく、開業プラン、資金調達、保護猫との関係、地域に根ざした書店のあり方まで扱っている。
【猫店員と保護猫支援】売上10%寄付の仕組みと店の魅力
キャッツミャウブックスを特徴づけるのは、元保護猫が店員として暮らすことだけではない。
もう一つの大きな特徴が、売上の10%を保護猫活動団体に寄付する仕組みだ。
売上の10%を寄付する理由
安村さんが目指しているのは、猫を看板にして集客するだけの書店ではない。
本を販売することが保護猫支援につながり、保護猫の存在を知ってもらうことが、さらに猫を取り巻く環境への関心につながる。
つまり、書店の営業そのものが社会貢献の入り口になっている。
2026年3月のfreee公式noteのインタビューでも、安村さんは売上の10%を保護猫活動団体に寄付する取り組みを説明している。
ここで注意したいのは、寄付の基準が利益ではなく売上であること。
売上から10%を寄付するため、単純に利益が出たときだけ寄付する仕組みとは異なる。継続的な店舗運営と社会貢献を両立させるには、安定した販売活動が欠かせない。
2026年に紹介された猫店員たち
猫店員も、店舗を語るうえで欠かせない存在だ。
2026年7月の地域メディアcommonの取材では、次の猫たちが紹介されている。
- なつめさん: サビ猫。店内で落ち着いて過ごすベテラン猫店員。
- あおいさん: 長毛の猫。書棚の下などでくつろぐ姿が紹介された。
- かりんさん: 三毛猫。取材時にはまだ店頭デビュー前の新入りとして紹介されていた。
いずれも保護猫として迎えられた猫たちだ。
過去には、猫エイズウイルスに感染した猫も店員として迎え入れていた。引き取り手が見つかりにくい猫にも、安心して暮らせる場所があることを知ってもらう狙いがあった。
猫店員は、かわいらしい看板猫であると同時に、保護猫について知るきっかけにもなっている。
猫に会えたときのマナー
訪問者が守りたいポイントは以下のとおり。
- 猫を無理に抱き上げない。
- 猫が近づいてきたときだけ、様子を見ながら接する。
- 写真撮影は店主に声をかけてから行う。
- 眠っている猫を起こさない。
- 猫が姿を見せなくても、店内で静かに過ごす。
猫とのふれあいを強制しないことが、この店の空気を守ることにつながる。
【2026年最新情報】オンラインショップ・新企画・開催中のイベント
キャッツミャウブックスは実店舗だけで営業を続けているわけではない。
コロナ禍をきっかけにオンライン販売を始め、現在は遠方の読者も利用できる販売体制を整えている。
猫本オンラインショップの利用方法
通販サイトの名称は「Cat's Meow Books Virtual Shop β」。
取り扱いジャンルは幅広く、次のような商品が販売されている。
- 猫が登場する新刊・古書
- 猫の写真集・絵本・漫画
- 小説・エッセイ・ノンフィクション
- 猫をモチーフにした雑貨
- サイン入り書籍や限定特典付き商品
- オリジナルグッズ・コーヒー関連商品
オンラインショップの特徴は、猫店員と一緒に本を紹介する販売スタイルだ。
商品を並べるだけでなく、猫と本を組み合わせた写真や紹介によって、読者が新しい作品に興味を持つ仕組みを作っている。
通販購入者には、オリジナルの紙製ブックカバーを付けて発送する取り組みも紹介されている。
また、公式ショップの案内では、猫が登場しない本でも取り寄せに対応するとされている。特定の作品を探している人は、問い合わせてみる価値がある。
2026年秋の新企画「猫本とアイサプリ」
2026年7月のcommonの取材では、新しい月額制サービスの構想も紹介された。
その名称は「猫本とアイサプリ」。
安村さんが選ぶ新刊にコーヒーやオリジナルのアイケアサプリを組み合わせ、読書を続けるための定期サービスにする構想だった。
背景には、年齢とともに目の疲れなどを感じる常連客にも、読書を楽しみ続けてもらいたいという考えがある。
ただし、7月の記事で紹介されたのは2026年秋の開始予定という段階。10月30日時点で、サービスの正式な開始日や申込条件を確認できる公開情報は見当たらない。利用を検討する場合は、公式ショップで最新の募集状況を確認したい。
2026年10月から11月にかけての注目イベント
2026年10月28日から11月15日までは、店舗で「パレスチナと猫」写真展 Volume 3が開催されている。
写真家の高橋美香さん、安田菜津紀さん、佐藤慧さんによる企画で、猫を通してパレスチナの人々の暮らしや、紛争・避難によって影響を受けた人々と動物の関係を伝える内容だ。
- 開催期間:2026年10月28日〜11月15日
- 会場:Cat's Meow Books
- 入場料:無料
- 案内上の開催時間:11時〜19時
- 関連グッズを税込1,000円以上購入した人には、写真家3人による特別な文章を進呈する企画もある。
なお、開催期間中の11月4日・5日・9日・10日は休業日として案内されている。訪問日を決める際は、最新の営業案内も確認しておきたい。
こうした展示は、猫をかわいい動物として紹介するだけでなく、動物と人間の暮らし、社会問題、文化を考える機会にもなっている。
【場所・アクセス・営業時間】訪問前に知っておきたい店舗情報
初めて訪問する場合は、三軒茶屋駅だけでなく、西太子堂駅を利用するルートも覚えておきたい。
店舗基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | Cat's Meow Books |
| 日本語表記 | キャッツミャウブックス |
| 所在地 | 東京都世田谷区若林1-6-15 |
| 郵便番号 | 〒154-0023 |
| 最寄り駅 | 東急世田谷線・西太子堂駅 |
| 西太子堂駅から | 徒歩約2分 |
| 三軒茶屋駅から | 徒歩約10分 |
| 基本営業時間 | 11:00〜19:00 |
| 基本定休日 | 月曜日・火曜日 |
| 電話番号 | 03-6326-3633 |
| 主な販売商品 | 新刊・古書・猫関連雑貨 |
| 通販 | Cat's Meow Books Virtual Shop β |
※営業時間・定休日は2026年の掲載情報をもとにした基本案内。イベントや臨時休業によって変更される場合がある。
西太子堂駅からのアクセス
最も分かりやすいのは、東急世田谷線の西太子堂駅を利用する方法だ。
駅から徒歩約2分の場所にあり、住宅街の中に店舗がある。
三軒茶屋駅から歩く場合は、約10分を目安にするとよい。
三軒茶屋駅は東急田園都市線と世田谷線の利用が可能なため、都内各方面から訪問する際にも便利だ。
西太子堂駅周辺で楽しむ街歩き
この店舗がある若林エリアは、三軒茶屋のにぎやかな商業エリアとは異なる住宅街の雰囲気が残る地域だ。
本を選んだ後に、少し歩いて街の空気を楽しむのもおすすめ。
近隣の若林公園方面へ足を延ばしたり、三軒茶屋駅方面へ戻って飲食店や街の店舗を巡ったりすれば、書店だけで終わらない散策になる。
ただし、キャッツミャウブックスは住宅街にある小規模な店舗。大人数で長時間滞在するよりも、周囲の生活環境に配慮しながら訪問したい。
営業時間と定休日で注意したいこと
基本の営業時間は11時から19時、定休日は月曜日と火曜日として案内されている。
ただし、イベント期間中の臨時休業や営業時間の変更がある。
特に2026年10月28日から11月15日の写真展期間中は、11月4日・5日・9日・10日の休業情報が出ている。
遠方から訪問する場合は、出発前に公式Xの最新投稿を確認することが確実だ。
【評判・口コミを検証】キャッツミャウブックスはどんな人におすすめ?
キャッツミャウブックスの魅力は、猫がいることだけではない。
専門書店としての選書、保護猫支援、独立系書店ならではの小規模な空間が組み合わさっている。
実際の口コミで見られる評価
Yahoo!マップの掲載情報では、調査時点で総合評価4.42、口コミ14件となっている。
口コミには、住宅街にひっそりと佇む隠れ家的な書店という評価や、購入が保護猫支援につながる点に触れた投稿が見られる。
一方、口コミ件数は限られており、評価点だけで店舗全体の評判を断定することはできない。
2025年のSUUMOジャーナルによる取材でも、住宅街にある小さな店舗、元保護猫が店員を務める独特の空間、猫と本を組み合わせたコンセプトが紹介されている。
また、2026年の取材では、猫店員が眠っている姿を見て、訪問者が穏やかな雰囲気を感じていることも伝えられている。
向いている人・訪問前に考えたい人
おすすめできる人
- 猫に関する本を幅広く探している人
- 猫が登場する小説や絵本を読みたい人
- 一般的な大型書店では見つけにくい本を探している人
- 独立系書店や個性的な店舗が好きな人
- 保護猫活動を応援したい人
- 猫が安心して暮らせる環境について知りたい人
期待値を調整しておきたい人
- 必ず猫と触れ合えることを目的にしている人
- 大型書店のような広い売り場を期待する人
- 猫が常に起きていて接客してくれると思っている人
- 店内で自由に写真を撮影したい人
この店舗は猫カフェではなく書店であり、猫との接触は猫の意思が優先される。
その点を理解して訪問すれば、猫店員がいる空間と本との出会いをより自然に楽しめるはずだ。
【よくある質問】キャッツミャウブックスに関するFAQ
Q1:キャッツミャウブックスはどこにありますか?
A1:東京都世田谷区若林1-6-15にあります。東急世田谷線の西太子堂駅から徒歩約2分、三軒茶屋駅から徒歩約10分です。
Q2:営業時間と定休日は?
A2:基本営業時間は11時〜19時、定休日は月曜日・火曜日です。臨時休業やイベントによる変更があるため、訪問前に公式Xを確認してください。
Q3:猫店員は元保護猫ですか?
A3:はい。店舗で暮らす猫店員は元保護猫です。2026年7月の取材では、なつめさん、あおいさん、かりんさんが紹介されています。
Q4:売上の10%は何に使われますか?
A4:保護猫活動団体への寄付に充てられています。猫と書店が互いに支え合うという店舗の基本理念を実践する取り組みです。
Q5:オンラインでも本を購入できますか?
A5:はい。「Cat's Meow Books Virtual Shop β」で新刊、古書、猫関連グッズなどを購入できます。遠方からでも店舗の活動を応援できます。
Q6:猫に触ったり写真を撮ったりできますか?
A6:猫が自分から近づいてきた場合は、その様子を見ながら接してください。写真撮影については店主に確認し、猫の休息を妨げないようにしましょう。
Q7:猫が登場しない本も購入できますか?
A7:基本的な選書基準は猫が登場する本ですが、公式オンラインショップでは取り寄せの場合、猫が出てこない本にも対応すると案内されています。希望する作品について問い合わせてみてください。
まとめ:キャッツミャウブックスは本と保護猫をつなぐ世田谷の特別な書店
Cat's Meow Booksは、猫が登場する本を集めた専門書店という特徴に加え、元保護猫を店員として迎え、売上の10%を保護猫活動に寄付する仕組みを持つ。
その原点には、店主・安村正也さんと保護猫・三郎との出会いがあった。
2017年8月8日の開店から2026年で9年目。実店舗だけでなくオンラインショップ、作家との企画、展示会などを通して、猫と本の魅力を発信し続けている。
訪問するなら、西太子堂駅から徒歩約2分というアクセスのよさを活用したい。営業時間は基本11時〜19時だが、臨時休業やイベント日程には注意が必要だ。
また、猫店員とのふれあいを約束された施設ではないことも覚えておきたい。
本を買うことが保護猫支援につながり、猫との出会いが新しい読書につながる。
それこそが、キャッツミャウブックスが9年間育ててきた独自の価値である。猫好きにも本好きにも、そして保護猫活動に関心がある人にも、訪れる意味のある一軒だ。
主な参考資料
- freee公式note「やりたいことは口に出す。ニャンともしなやかな生存戦略」(2026年3月)
- zen place「こんな本屋に、行きたかった」(2026年5月)
- common「猫本のサブスクを始めます」(2026年7月)
- FNNプライムオンライン「店員は元保護猫、置いてあるのは猫本だけ」(2025年12月)
- ホーム社・集英社の書籍紹介、Yahoo!マップ、2026年10月のイベント案内 (出典: cats meow books(Yahoo!ニュース))