伊原六花のバブリーダンスとは?センターの役割と誕生秘話、2026年の活動を徹底解説
伊原六花の名前とともに語られることの多い「バブリーダンス」。2017年、大阪府立登美丘高校ダンス部が荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」に合わせて披露したパフォーマンスは、派手なワンレンヘア、ボディコン衣装、ジュリアナ東京を思わせる振り付けで全国的な話題となった。その中心で踊り、キャプテンとしてチームをまとめていたのが、現在女優として活動する伊原六花だ。
実は、2017年の大会ではDCCで優勝する一方、日本高校ダンス部選手権のDANCE STADIUMでは準優勝という異なる結果を残している。また、紅白歌合戦では荻野目洋子ではなく郷ひろみとの共演を果たした。2022年には自身の公式YouTubeチャンネルで5年ぶりの再現動画を公開。2026年には高校ダンス大会のアンバサダーや世界的ダンスショーのPR活動にも携わっている。誕生の経緯から現在までを時系列で整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 伊原六花の当時の役割:登美丘高校ダンス部のキャプテンであり、バブリーダンスのセンターを務めた。
- 2017年の実績:DCC第5回大会では優勝、DANCE STADIUM全国大会では準優勝。紅白歌合戦にも出演した。
- 2026年の活動:女優業を続けながら、DCCや「バーン・ザ・フロア2026」のスペシャルアンバサダーとしてダンス文化にも関わっている。
【伊原六花のバブリーダンスとは?センターとキャプテンを務めた当時の役割】
バブリーダンスとは、大阪府立登美丘高校ダンス部が2017年に披露した、1980年代のバブル期をイメージしたダンスパフォーマンスのことだ。
荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」を使用し、ワンレン、ボディコン、派手なメイク、ジュリアナ扇子など、当時のディスコ文化を象徴する要素を大胆に取り入れた。特徴は、懐かしいファッションだけではない。大人数が一糸乱れず踊る動きと、曲に合わせて変化する表情やコミカルな演出が組み合わさっている。
伊原六花はどこにいた?センターの位置と存在感
伊原六花は、当時のバブリーダンスの映像でセンターを務めていた。さらに、登美丘高校ダンス部のキャプテンとして、メンバーをまとめる役割も担っていた。
2017年12月に公開されたダンス専門メディア「ダンスク!」のインタビューでも、伊原はセンターでキャプテンを務める人物として紹介されている。
映像の中で目を引くのは、正面を向いたときの表情や、音楽に合わせて切り替わる大胆な顔の演技だ。伊原自身もインタビューで、振付師のakaneから自分の表情をお手本にするよう言われたことを明かしている。
つまり、伊原の存在感は単に中央に立っていたから生まれたものではない。表情、ポーズ、身体の角度まで含めて作品の世界観を伝える役割を果たしていた。
キャプテンとして担っていた仕事
伊原のキャプテンとしての役割は、単に先頭で踊ることではなかった。
本人の当時のインタビューによると、最初は部長のポジションにいたものの、途中でキャプテンを務めていたメンバーと交代したという。本人はキャプテンを「ダンスリーダー」と説明しており、部員全員の意識や目標をそろえることを大切にしていた。
練習に対する意識の違いから部員同士に不満が生まれることもある。そのため、メンバーの状況を見ながら声をかけ、チーム全体の方向性を一致させることが必要だった。
この経験は、後の俳優活動にもつながる。大勢の人と一つの作品を作り上げる経験や、観客にどう見せるかを考える感覚は、演技や舞台表現にも通じるものがある。
【バブリーダンス誕生の理由と経緯】akaneと荻野目洋子の関係
バブリーダンスの生みの親は、登美丘高校ダンス部のコーチを務めていた振付師のakaneだ。伊原六花が振り付けを考案したわけではなく、akaneが作品のコンセプトや振り付けを作り、伊原たち部員がパフォーマンスとして完成させた。
きっかけは2016年末の忘年会
2018年2月のRBB TODAYの報道によると、バブリーダンスの原型は2016年末、akaneがダンサー仲間と開いた忘年会の余興だった。
akaneは友人と2人でバブル時代をイメージした衣装を身につけ、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を流して踊った。その場が大いに盛り上がったことから、この演出を高校生のダンス作品に取り入れる発想が生まれた。
もともとは忘年会の余興だったものが、高校ダンス部の大会作品へと発展したのである。
なぜ「ダンシング・ヒーロー」が選ばれたのか
「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」は、荻野目洋子が1985年11月21日に発売したシングルだ。海外の楽曲を日本語詞でカバーした作品で、1980年代を代表するダンスナンバーの一つとして知られている。
この曲には、イントロから身体を動かしたくなるような明確なリズムと、覚えやすいメロディーがある。大人数で振り付けを合わせる作品との相性がよく、バブル時代を表現する衣装や動きにも自然になじんだ。
また、当時の高校生にとってバブル時代は実体験ではない。だからこそ、過去の時代を現代の高校生が全力で演じるという、独特の面白さが生まれた。
2017年のインタビューで伊原は、登美丘高校のダンス部では格好よさや可愛らしさだけでなく、「面白さ」を表現することも重視していたと語っている。部員たちは女性らしく見える角度やポーズを研究し、作品の完成度を高めていった。
このように、バブリーダンスは単なる懐メロに合わせた振り付けではない。時代のイメージ、衣装、表情、集団の動きを一つの作品として組み立てた演出型のダンスだった。
【2017年の大会結果を整理】DCC優勝とダンススタジアム準優勝
バブリーダンスの大会成績については、少し注意が必要だ。「2017年に登美丘高校が優勝した」という情報と「準優勝だった」という情報が両方存在するが、これは別々の大会の結果である。
2017年8月6日に開催された第5回全国高等学校ダンス部選手権、通称DCCでは、登美丘高校が「扇舞(ジュリアナ)」というテーマで優勝した。
一方、8月16日・17日に開催された第10回日本高校ダンス部選手権、DANCE STADIUMの全国大会ビッグクラスでは準優勝だった。こちらは3連覇を逃した大会として知られている。
それぞれの結果を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 大会・出来事 | 登美丘高校・伊原六花の実績 |
|---|---|---|
| 2016年末 | バブリーダンスの原型 | akaneが忘年会の余興から着想 |
| 2017年8月6日 | 第5回全国高等学校ダンス部選手権(DCC) | 「扇舞(ジュリアナ)」で優勝 |
| 2017年8月16・17日 | 第10回日本高校ダンス部選手権(DANCE STADIUM) | ビッグクラス準優勝 |
| 2017年9月16日 | バブリーダンスPV公開 | 伊原がセンターを務めた映像が大きな話題に |
| 2017年10月31日 | NHK「うたコン」 | 荻野目洋子と登美丘高校ダンス部が共演 |
| 2017年12月31日 | 第68回NHK紅白歌合戦 | 郷ひろみと登美丘高校ダンス部が共演 |
| 2022年11月24日 | 令和版バブリーダンス公開 | 伊原六花の公式YouTubeで5年ぶりに再現 |
この区別は重要だ。DCCとDANCE STADIUMは別の大会であり、2017年の登美丘高校は一方で優勝、もう一方で準優勝という成績を残している。
したがって、「日本高校ダンス部選手権のバブリーダンスで優勝した」という説明だけでは正確ではない。どの大会の結果なのかを確認することが大切だ。
【荻野目洋子との共演から第68回紅白歌合戦へ】
バブリーダンスの全国的な知名度を押し上げた大きな要因が、荻野目洋子との関係だ。
登美丘高校ダンス部が使用した「ダンシング・ヒーロー」は、2017年に動画が広まったことで再び注目を集めた。高校生のパフォーマンスと1980年代のヒット曲が組み合わさり、当時を知る世代と若い世代の双方に届いた。
荻野目洋子との共演は2017年10月
2017年10月31日、NHKの音楽番組「うたコン」で、荻野目洋子と登美丘高校ダンス部が「ダンシング・ヒーロー」を披露した。
これは楽曲を歌う本人と、話題のダンスを生み出した高校生たちが初めて本格的に共演した場面として注目された。
さらに11月12日には、大阪の御堂筋ランウェイでも荻野目と登美丘高校ダンス部が共演。現役部員とOGを含む大人数でパフォーマンスを披露し、ブームはさらに広がった。
紅白歌合戦では郷ひろみと共演
2017年12月31日の第68回NHK紅白歌合戦にも、登美丘高校ダンス部が出演した。
ここで押さえておきたいのが、紅白で共演した歌手は荻野目洋子ではなく、郷ひろみだったという点だ。
登美丘高校ダンス部は郷ひろみの「2億4千万の瞳~GO!GO!バブルリミックス~」に合わせてパフォーマンスを披露した。報道によると、出演した部員は50人。伊原六花もキャプテンとして大舞台に立った。
つまり、荻野目洋子との関係はバブリーダンスの使用楽曲と「うたコン」などでの共演にあり、紅白では別の楽曲を使った郷ひろみとのコラボレーションが実現したのである。
高校生の部活動が年末の国民的音楽番組に出演したことは、当時のブームの大きさを象徴する出来事だった。
【2022年のバブリーダンス再現動画】伊原六花のSTEP&GOが話題に
高校時代のバブリーダンスは、伊原六花にとって芸能界への入口となった作品でもある。その原点をもう一度見せたのが、2022年11月24日に公開された公式YouTube動画だ。
動画のタイトルは「【完全再現】『バブリーダンス』踊ってみた!【令和版|伊原六花】」。伊原自身のチャンネル「伊原六花のSTEP&GO」で公開された。
akaneとアバンギャルディも参加した5年ぶりの企画
この動画では、伊原が登美丘高校時代の恩師であるakaneと再びタッグを組んだ。
出演者には伊原のほか、akaneがプロデュースするダンスチーム・アバンギャルディも参加。振り付けにはakaneとのなみゆが携わり、ヘアメイクにはJUNKO HIRATAが参加した。
特に印象的なのは、当時使用していた衣装、ウィッグ、小道具を再び取り入れたことだ。撮影場所も当時の映像と同じCLUB PICCADILLY UMEDA OSAKAが使われ、映像の雰囲気まで再現する構成になっている。
伊原は動画の説明欄で、5年ぶりに当時の衣装やウィッグを身につけたことや、当時を思い出しながら撮影したことを紹介している。
ただし、完全に同一の映像を再現したというより、当時の思い出を残しながら現代のダンス表現を加えた「令和版」として楽しめる作品だ。
再現動画の反響と再生回数
2022年11月28日のMANTANWEBの報道では、公開からわずか4日で再生回数が470万回を突破したと伝えられた。
さらに、動画集計サイト「ユーチュラ」の2026年10月22日時点の確認値では、同動画の再生回数は約3,334万回に達している。
公開直後だけでなく、数年が経過しても視聴され続けていることが分かる。
この動画の価値は、懐かしい衣装を着て踊ったことだけではない。高校時代の仲間や恩師とのつながりを保ちながら、俳優として活動する伊原がダンスに戻ってきたという点にある。
【バブリーダンスはなぜ人気?】評判を支えた4つの魅力
バブリーダンスが一時的な流行で終わらず、現在まで語り継がれているのはなぜなのか。映像の構成やパフォーマンスを分析すると、人気を支えた要素は大きく4つに整理できる。
1. 一目で伝わる強烈なビジュアル
ワンレンヘア、ボディコン、濃いメイク、派手なアクセサリー。バブル時代を象徴するファッションを、現役高校生が大人数で再現するという発想は非常に分かりやすい。
動画を見始めた瞬間にテーマが伝わるため、ダンスに詳しくない視聴者でも作品の世界観に入りやすかった。
2. コミカルな演技と高いダンス技術の両立
バブリーダンスの特徴は、単に面白い顔をして踊ることではない。表情やポーズは大胆でコミカルだが、身体の動きやフォーメーションは非常に緻密にそろっている。
笑いを誘う演出と、競技ダンスとしての完成度が同時に成立していることが、幅広い層に評価された理由の一つだ。
3. 世代を超えて共有できる音楽
「ダンシング・ヒーロー」は1985年のヒット曲だ。1980年代を知る人には懐かしく、当時を知らない若い世代には新鮮なダンスミュージックとして受け入れられた。
2017年10月末には、登美丘高校の動画がYouTubeで1,100万回再生を突破し、荻野目の楽曲もビルボード・ジャパン・チャートで2位に浮上したと日刊スポーツが報じている。
ダンス動画が楽曲の再評価につながり、楽曲の知名度がさらに動画の拡散を後押しするという好循環が生まれた。
4. 伊原六花をはじめとするメンバーの表現力
伊原のセンターでの存在感は、バブリーダンスを語るうえで欠かせない要素だ。しかし、人気を一人のメンバーだけに帰するのは正確ではない。
振り付けを担当したakane、チームをまとめた伊原、個々の表情や動きを磨いた部員たち、衣装やヘアメイクを担当したスタッフ。それぞれの力が重なって作品が完成した。
特に、全員が同じ世界観を共有して踊ることで、中央の伊原だけでなく、画面全体に視線を向けたくなる映像になっている。
バブリーダンスの本当の魅力は、センターのスター性と集団パフォーマンスの完成度が両立している点にある。
【2026年最新】伊原六花の現在は?女優活動とダンスとのつながり
2026年現在の伊原六花は、バブリーダンスの元センターという肩書きだけでは語れない女優へと成長している。
所属事務所フォスターの公式プロフィールでは、1999年6月2日生まれ、大阪府出身。大阪府立登美丘高校ダンス部のキャプテンを務めた経歴が掲載されている。
ドラマ・舞台・映画へと広がった活動
伊原は2018年にドラマ「チア☆ダン」で俳優デビュー。その後、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」をはじめ、ドラマや映画、舞台など幅広い作品に出演してきた。
2025年には「パラレル夫婦-死んだ“僕と妻”の真実-」で伊野尾慧とダブル主演を務め、「恋愛禁止」でも主演を担当。演技の仕事を着実に重ねている。
2026年10月時点の所属事務所の出演情報には、関西テレビの「小麦とバターと復讐と」、テレビ朝日の「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」などが掲載されている。また、関西テレビの情報番組「よ〜いドン!」にも水曜隔週レギュラーとして出演している。
2026年はダンス関連のアンバサダー活動にも注目
2026年4月15日、エイベックスは第14回全国高等学校ダンス部選手権(DCC)のスペシャルアンバサダーに伊原が就任したと発表した。前年に続く2年連続の起用となる。
自身も高校時代にDCCで優勝した経験を持つ伊原にとって、現役高校生を応援する立場で大会に関わることは、かつての経験を次の世代につなぐ活動でもある。
さらに2026年8月21日には、世界各国で公演されてきたダンスエンターテインメント「バーン・ザ・フロア2026」のスペシャルアンバサダー就任が発表された。
同公演は東京公演が10月17日から25日まで開催され、兵庫公演は10月31日と11月1日に予定されている。伊原はダンスと演技の両方に携わる表現者として、公演の魅力を伝える役割を担う。
このアンバサダー就任は、伊原が舞台のダンサーとして出演するという意味ではない。ダンスの経験と知名度を生かし、世界的なダンスショーの魅力を広く伝える活動だ。
高校時代のバブリーダンスから始まったダンスとの関係は、女優としての活動を続ける現在も、形を変えて残っている。
【伊原六花のバブリーダンス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:伊原六花はバブリーダンスでセンターを務めていた?
A1:はい。2017年の登美丘高校ダンス部のバブリーダンスではセンターを務め、キャプテンとしてチームもまとめていた。表情やポーズも作品の見どころになっている。
Q2:登美丘高校は2017年の日本高校ダンス部選手権で優勝した?
A2:大会によって結果が異なる。第5回DCCでは「扇舞(ジュリアナ)」で優勝したが、第10回日本高校ダンス部選手権・DANCE STADIUMのビッグクラスでは準優勝だった。
Q3:第68回NHK紅白歌合戦では荻野目洋子と共演した?
A3:紅白での共演相手は郷ひろみ。登美丘高校ダンス部は「2億4千万の瞳~GO!GO!バブルリミックス~」に参加した。荻野目洋子とは、2017年10月のNHK「うたコン」などで共演している。
まとめ:伊原六花のバブリーダンスは現在につながる原点
伊原六花のバブリーダンスは、2017年に登美丘高校ダンス部が生み出した、時代を超えて愛されるダンス作品だ。
伊原はセンターとして映像の印象を支えるとともに、キャプテンとしてメンバーの意識をまとめる役割を果たした。振付師akaneの発想、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」、部員たちの表現力が組み合わさり、社会的なブームへと発展した。
2017年のDCC優勝、DANCE STADIUM準優勝、紅白歌合戦への出演、2022年の再現動画と、その歩みには明確な節目がある。
そして2026年、伊原は女優としてドラマや舞台に出演する一方、DCCや「バーン・ザ・フロア」のアンバサダーとしてダンス文化にも関わっている。
バブリーダンスを振り返る際に注目したいのは、伊原六花という一人のスターだけではない。高校生たちのチームワーク、akaneの演出力、音楽とファッションの融合、そして一つの作品が人のキャリアを切り開く可能性だ。
バブリーダンスは過去の一発ヒットではなく、伊原六花の表現者としての原点であり、現在の活動にもつながる大切な作品なのである。
斉藤 桃子 (Momoka Saito)
Webライター最新のトレンドや話題のニュースをわかりやすく解説するWebライターです。読者の皆様に役立つ情報を日々お届けしています。
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