【2026年度の大会日程】東京都高校陸上の年間スケジュールを一覧で確認
東京都高校陸上の年間日程は、東京都高体連陸上競技専門部が公表する「令和8年度競技会日程」が基本資料です。大会ごとに主催・主管や会場が異なるため、東京都高等学校体育連盟の年間予定と、東京陸上競技協会の公認競技会一覧を照らし合わせると、全体像を把握しやすくなります。
2026年度の主な大会を時系列で整理すると、次のようになります。
出典:東京都高体連陸上競技専門部の2026年度競技会日程、東京陸上競技協会の公認競技会一覧、日本陸上競技連盟の大会情報。
2026年度の日程で押さえておきたい3つのポイント
第一に、春の都高校総体は支部予選と東京都大会の2段階で進行します。4月に各支部で競技を行い、5月に東京都全体の大会を迎える構成です。
第二に、夏から秋は新人選手の活躍を確認する時期です。支部新人予選会を経て9月の東京都高校新人大会に進むため、春の総体とは異なる選手の成長や勢力図の変化が表れます。
第三に、11月以降は駅伝が中心になります。11月3日の東京都予選会、11月19日の関東高校駅伝、12月20日の全国高校駅伝という流れで、トラック競技から長距離・駅伝へ注目が移ります。
なお、年度初めの予定表は変更される場合があります。とくに台風や荒天による日程変更は、当初の年間予定だけでは把握できません。大会直前には最新の競技日程、競技注意事項、公式のお知らせを確認してください。
【東京都高校総体2026】支部予選から本大会までの仕組みと注目ポイント
東京都高校総体は、高校陸上選手にとって春の大きな目標となる大会です。2026年度は第79回東京都高等学校陸上競技対校選手権大会として実施され、全国高校総体(インターハイ)東京都予選会を兼ねています。
都高校総体の支部予選会は4月18日・19日
2026年の都高校総体支部予選会は、4月18日(土)・19日(日)に開催されました。会場は所属する支部によって分かれています。
- 第1支部:都立大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場
- 第2・3支部:スピアーズえどりくフィールド
- 第4支部:世田谷区立総合運動場陸上競技場
- 第5・6支部:八王子市上柚木公園陸上競技場
この段階では、各種目で東京都大会への進出を目指す選手たちが競います。短距離、中距離、長距離、ハードル、跳躍、投てきなど、種目ごとに競技日程や選考条件が設定されています。
支部予選を観戦する際は、単純な順位だけでなく、予選から決勝にかけての記録の変化や、自己ベストの更新にも注目したいところです。選手によっては、順位以上に記録面で大きな収穫を得る大会になります。
5月の東京都大会は駒沢が中心
東京都大会の主要日程は、5月9日・10日、16日・17日です。ハンマー投は5月5日に都立大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で別日程として実施されました。
メイン会場となった駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場には、東京都内の高校から各種目の有力選手が集まりました。都大会は、個人種目の優勝争いだけでなく、学校対抗の得点争いという視点でも楽しめます。
男子100m決勝では、八王子高校の増田陽太選手が10秒68(追い風マイナス0.8m)で優勝。男子400mでは、明大八王子高校の砂川響介選手が47秒08を記録し、大会新記録を樹立しました。
特に400mの大会新記録は、単なる種目優勝にとどまらない成果です。東京都の高校陸上競技の水準を示す記録として、今後の大会でも比較対象になります。
東京都高校総体の結果を確認するときは、都大会の順位と全国大会への出場権を分けて考えることも大切です。東京都で好成績を収めることと、全国大会で上位に進むことは、それぞれ異なる競技目標だからです。
【夏の東京都高校陸上】学年別大会・1年生大会・東京私学大会の違い
春の総体が終わると、東京都高校陸上は学年別大会や選抜大会、私学大会へと進みます。これらは同じ陸上競技でも目的や参加対象が異なり、選手の競技経験や成長段階を確認するうえで見逃せない大会です。
支部学年別大会は学年ごとの成長を確認する機会
2026年度の支部学年別大会は、次の日程で開催されました。
- 第1支部:6月20日・21日、大井
- 第2・3支部:5月30日・31日、江戸川
- 第4支部:6月6日・7日、世田谷
- 第5・6支部:6月6日・7日、上柚木
第1支部については、公式競技結果の競技者一覧にも6月20日・21日の実施記録が掲載されています。日程を調べる場合は、年間予定だけでなく、実際の競技結果に記録された開催日も確認すると確実です。
学年別大会の魅力は、学年ごとに競技力を比較できる点です。特に高校1年生は、中学時代の競技環境から高校の専門的な練習へ移行する時期に当たります。高校2年生・3年生とは異なる成長段階にある選手を確認できます。
7月の選抜・1年生大会は新戦力に注目
7月11日・12日には、第47回東京都高体連選抜陸上競技大会兼東京都高等学校陸上競技1年生大会が駒沢で開催されました。ハンマー投は7月5日に大井で実施されています。
1年生大会では、高校陸上に入って間もない選手たちの競技力が見どころです。中学時代の実績だけでは判断できない選手が、専門種目への適応や高校のトレーニング環境によって急成長することもあります。
また、選抜大会は競技レベルの高い選手が集まる舞台です。春の総体や学年別大会の記録と比較することで、短期間での成長を把握できます。
東京私学陸上競技大会は学校の枠を超えた私学勢の舞台
東京私学陸上競技大会に当たる2026年度の大会は、第69回東京私立中学高等学校陸上競技選手権大会です。8月18日(火)から20日(木)まで、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催されました。
3000m障害とハンマー投の一部競技は8月17日に大井で実施されています。
この大会は、東京都内の私立中学・高校の陸上競技選手が参加する大会です。都高校総体のような東京都全体の高校大会とは参加対象や大会の位置づけが異なります。
私学勢の競技力を比較したい人や、同じ学校の中高の競技活動を追いたい人にとって、独自の見どころがあります。東京都全体の高校ランキングと私学大会の順位を、そのまま同じランキングとして扱わないことがポイントです。
【東京都高校新人大会2026】新人予選の仕組みと注目選手・大会結果
秋の東京都高校陸上を代表する大会が、第78回東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会です。2026年度は関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会の東京都予選を兼ね、9月に開催されました。
新人予選会は8月下旬に各支部で実施
新人予選会は8月26日から30日にかけて、支部別に実施されました。会場は大井、江戸川、世田谷、上柚木などです。
支部予選は、各選手が夏季練習で積み上げた成果を東京都大会で試すための重要な段階です。春の総体では上位に届かなかった選手が、夏を経て記録を伸ばすケースもあり、春とは異なる顔ぶれが注目されます。
東京都立戸山高校の陸上競技部は、2026年の第2・3支部新人予選会で、前年の都新人進出種目数2種目から13種目へと増加したと学校公式サイトで報告しています。学校単位の活動報告からも、支部予選がチーム全体の成長を測る機会になっていることが分かります。
9月の新人大会は台風による日程変更が発生
東京都高校新人大会は、当初9月21日から23日までの3日間を中心に予定されていました。ハンマー投は9月19日に大井で実施する日程でした。
しかし、台風の接近により9月21日の競技が中止となり、競技日程が変更されました。実際の競技結果には、9月22日・23日の決勝やタイムレースの記録が掲載されています。
そのため、9月21日という当初日程だけを参照すると、実際の開催状況を正しく把握できません。新人大会のように天候の影響を受けた大会では、変更後のタイムテーブルと確定結果を確認することが大切です。
2026年新人大会の男子短距離で増田陽太選手が2冠
2026年の新人大会で注目されたのが、八王子高校の増田陽太選手です。
第78回東京都高校新人大会・男子短距離の主な結果
男子100m決勝・1位
増田陽太(八王子・2年)
風速 -0.2m
男子200m決勝・1位
増田陽太(八王子・2年)
風速 +2.1m
出典:東京陸上競技協会の公式競技結果。200mは追い風参考記録。
男子100m決勝では、2位の大川泰世選手(堀越)が10秒62、3位のメリット・カイルケイラン選手(城西)が10秒64を記録しました。上位3選手が10秒台前半に並ぶ接戦でした。
男子200mでも増田選手が優勝し、100mとの2種目制覇を達成しています。2位は東京高校の立石亮馬選手で21秒39、3位は明大中野高校の岡部将大選手で21秒55でした。
ただし、200mの21秒28は追い風2.1mでの記録です。陸上競技の公認記録では短距離種目の追い風は原則として秒速2.0m以下が基準となるため、この記録は追い風参考として扱われます。100mの10秒48とは記録の条件を分けて評価する必要があります。
こうした風速の確認は、東京都高校陸上の競技記録やランキングを見る際に欠かせません。数字だけを並べるのではなく、気象条件や競技環境まで確認することが、正確な選手評価につながります。
【東京都高校陸上の速報・ランキング】大会結果と標準記録を正しく調べる方法
東京都高校陸上の速報やランキングを探す場合、検索結果の上位ページだけで判断するより、公式の競技会情報と記録速報を使い分ける方が確実です。
公式情報を確認するなら3つの窓口
情報収集で押さえておきたいのは、次の3つです。
1.東京都高体連陸上競技専門部
年間日程、競技会要項、支部予選会の案内、競技注意事項などを確認する中心的な窓口です。大会の実施要領や変更情報を確認したい場合に適しています。
2.東京陸上競技協会
東京陸上競技協会の2026年度公認競技会ページには、大会名、日程、会場、競技結果などが掲載されています。都高校総体や新人大会、私学大会などの競技結果を確認する際に便利です。
3.東京高体連陸上競技部の記録速報
JAIC(陸上競技インフォメーションセンター)の協力によって運用されている記録速報ページでは、2026年度の大会ごとに競技結果を確認できます。男子・女子、種目、予選、決勝、タイムレース総合結果など、目的に応じた記録を探せます。
実際に新人大会のページでは、100mや200mの決勝だけでなく、400m、800m、リレー、跳躍、投てきなどの結果も種目別に整理されています。
速報と確定結果は同じではない
速報という言葉には、競技中の暫定的な記録と、大会終了後に整理された公式結果の両方が含まれる場合があります。
競技中は、予選の着順やタイムを確認できても、その後の審判確認や記録修正によって掲載内容が更新されることがあります。最終的な順位や記録を引用する場合は、決勝結果やタイムレース総合結果まで確認してください。
また、同じ選手でも大会によって風速や競技条件が異なります。自己ベストを比較する場合には、次の項目をそろえて見ると正確です。
- 大会名と開催年度
- 種目と競技区分(予選・準決勝・決勝)
- 順位と正式記録
- 風速などの競技条件
- 大会記録・東京都高校記録との比較
競技記録・標準記録はどう見ればよい?
東京都高校陸上の競技記録には、一般的な大会順位とは別に、参加標準記録や上位大会への進出条件があります。
例えば、東京都高校総体では全国高校総体への出場権が関係し、新人大会では関東高校選抜新人大会への進出が関係します。それぞれの大会で参加条件や選考方法が異なるため、同じ種目でも大会ごとの要項を確認する必要があります。
また、記録を評価する際には、次の3つを区別してください。
- 自己ベスト:選手本人がこれまでに記録した最高成績。
- 大会記録:その大会の歴代最高記録。
- 標準記録:大会参加や上位大会進出などの条件として設定される記録。
この3つは意味が異なります。大会記録を更新した選手が必ずしも全国大会の標準記録を突破しているとは限らず、標準記録を突破していても順位によって進出できない場合があります。
東京都高校陸上のランキングを調べるときは、単純なタイム順だけではなく、記録の公認条件と大会の選考基準を併せて確認することが重要です。
【東京都高校陸上の競技場・会場】駒沢・大井・江戸川などの特徴
東京都高校陸上では、都内各地の陸上競技場を使い分けています。会場を把握しておくと、大会の日程や支部予選の開催場所を調べる際にも役立ちます。
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
東京都高校総体、新人大会、選抜大会、東京私学大会などで使用される主要会場。都大会の結果を確認するときに覚えておきたい競技場です。
都立大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場
総体支部予選やハンマー投などで使用。東京都内の高校競技会における重要な会場です。
スピアーズえどりくフィールド
第2・3支部の春季競技会や支部予選、新人予選などで使用されます。
世田谷区立総合運動場陸上競技場
第4支部の競技会や予選などで使用される会場です。
八王子市上柚木公園陸上競技場
第5・6支部の競技会や新人予選、学年別大会などの会場です。
大会によっては、ハンマー投などの一部種目だけ別会場で実施されます。例えば、東京都高校総体のハンマー投は大井、メイン日程は駒沢という形でした。競技場の名称だけで判断せず、種目別の会場も確認してください。
会場に足を運ぶ場合の注意点
観戦目的で競技場へ行く場合は、一般観客の入場可否、観戦エリア、駐車場の利用条件などを事前に調べておく必要があります。競技会によって観戦ルールが異なるため、選手や学校関係者向けの案内を一般観客向けの情報と混同しないようにしましょう。
また、支部予選は複数会場で同日に開催される場合があります。応援したい選手の所属支部と競技日程を先に確認することが、観戦計画を立てるうえでの基本です。
【東京都高校駅伝2026】11月3日の予選会と関東・全国大会への流れ
2026年10月30日時点で、東京都高校陸上の次の大きな注目大会は11月3日(火・祝)の東京都高校駅伝です。
大会の正式名称は、男子第77回・女子第38回全国高等学校駅伝競走大会東京都予選会兼男子第79回・女子第35回関東高等学校駅伝競走大会予選会です。
11月3日のスタート時間と会場
会場は味の素スタジアム・武蔵野の森公園です。味の素スタジアムの公式イベント情報によると、スタート時間は次のとおりです。
女子スタート
男子スタート
開催場所
味の素スタジアム・武蔵野の森公園
スタジアム公式案内では駐車場利用不可。公共交通機関での来場が案内されています。
駅伝はトラック競技とは違い、選手一人ひとりの走力だけでなく、チーム全体の選手層や区間配置が勝敗を左右します。特に長距離の強豪校は、エース区間とつなぎの区間にどの選手を配置するかが重要です。
関東高校駅伝は11月19日、全国高校駅伝は12月20日
東京都予選会の次に控えるのが、11月19日(木)の関東高校駅伝です。2026年度の男子第79回・女子第35回大会は、東京都の味の素スタジアムと武蔵野の森公園で開催されます。関東高体連の駅伝専門部が大会日程と要項を公表しています。
その先にある全国高校駅伝は、12月20日(日)に京都のたけびしスタジアム京都と付設駅伝コースで開催されます。女子は10時20分、男子は12時30分にスタートする予定です。
東京都予選会では、男女それぞれの全国大会・関東大会につながる代表争いが焦点になります。トラック競技で活躍してきた選手が駅伝でも力を発揮するのか、長距離を中心に練習してきた学校がどのようなチーム力を見せるのかが見どころです。
【東京都高校陸上に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:東京都高校陸上の2026年度大会日程はどこで確認できますか?
A1:東京都高体連陸上競技専門部が公表する年間競技会日程が基本です。東京陸上競技協会の2026年度公認競技会一覧も併せて確認すると、日程や会場、競技結果を調べやすくなります。
Q2:東京都高校総体の支部予選会はいつ開催されましたか?
A2:2026年度は4月18日・19日に開催されました。第1支部は大井、第2・3支部は江戸川、第4支部は世田谷、第5・6支部は上柚木が主な会場でした。
Q3:東京都高校新人大会2026の開催日はいつですか?
A3:ハンマー投は9月19日、メイン競技は当初9月21日から23日までの予定でした。台風接近によって21日は中止となり、22日・23日に変更日程で競技が行われました。
Q4:東京都高校陸上の速報やランキングはどこで見られますか?
A4:東京高体連陸上競技部の記録速報ページや東京陸上競技協会の競技結果ページで確認できます。種目別の予選・決勝、タイムレース総合結果を調べる際に便利です。
Q5:駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場では何の大会が行われますか?
A5:東京都高校総体、新人大会、選抜・1年生大会、東京私学大会など、東京都高校陸上の主要大会で使用されています。ただし、ハンマー投など一部種目は大井で実施される場合があります。
Q6:2026年の東京都高校駅伝はいつ、どこで開催されますか?
A6:11月3日(火・祝)、味の素スタジアム・武蔵野の森公園で開催予定です。女子は10時、男子は12時30分にスタートします。
Q7:東京都高校陸上の標準記録と大会記録は同じですか?
A7:異なります。大会記録はその大会で過去に出された最高記録、標準記録は参加資格や上位大会への進出条件として設定される記録です。各大会の要項で確認してください。
まとめ:2026年の東京都高校陸上は公式日程と確定結果の確認が重要
2026年度の東京都高校陸上は、4月の支部予選から5月の東京都高校総体、夏の学年別・選抜・私学大会、8月の新人予選、9月の新人大会へと進んできました。
春はインターハイを目指す選手たちの競争、夏は学年別や選抜大会での成長、秋は新人選手の台頭が見どころです。そして11月3日の東京都高校駅伝から、関東高校駅伝、全国高校駅伝へと競技の舞台が広がっていきます。
大会情報を調べる際には、次の3点を意識すると間違いが少なくなります。
- 日程:東京都高体連陸上競技専門部の年間予定と変更情報を確認する。
- 結果:東京陸上競技協会や東京高体連陸上競技部の公式記録速報で確認する。
- 記録:順位だけでなく、風速、競技条件、標準記録、上位大会への進出条件まで見る。
特に2026年10月30日現在は、11月3日の東京都高校駅伝が直近の注目大会です。春から秋にかけてトラックで実績を積んだ選手たちが、学校の代表としてどのような走りを見せるのか。東京都高校陸上の年間を締めくくる駅伝シーズンにも注目が集まります。
東京都高校陸上の最新情報を追うなら、予定表だけでなく、変更後の日程と大会終了後の正式な競技結果まで確認することが、正確な情報収集につながります。 (出典: 東京 都 高校 陸上(Yahoo!ニュース))