【移籍の経緯】サガン鳥栖からヴィッセル神戸へ移った理由とは?
飯野七聖のキャリアにおける大きな転換点は、2022年6月のヴィッセル神戸への完全移籍です。
2021年1月、ザスパクサツ群馬からサガン鳥栖への完全移籍が発表されました。J2でプレーした翌シーズンからJ1に挑戦することになり、2021年はリーグ戦35試合に出場。鳥栖の右サイドを担う選手として出場機会を重ねました。
2022年6月29日、ヴィッセル神戸が鳥栖からの完全移籍加入を正式発表。鳥栖では同シーズン前半のJ1リーグ16試合に出場し、1得点を記録していました。
移籍発表時に評価された武器
移籍当時、神戸新聞NEXTは飯野について、右ウイングバックとして活躍し、縦方向への推進力を見せていた選手と紹介しています。
神戸が獲得に動いた背景を考えるうえで、この特徴は重要です。右サイドからスピードを生かして前進できる選手は、攻撃の幅を広げるだけでなく、相手守備陣を後退させる働きも期待できます。
鳥栖で培った経験を、より高い競争環境にある神戸で生かすことが移籍後のテーマになりました。なお、移籍金や契約年数などの詳細は、両クラブの発表資料では公表されていません。
ヴィッセル神戸加入後の主な節目
- 2022年7月16日: 鹿島アントラーズ戦で神戸デビュー。
- 2022年8月18日: ACLラウンド16の横浜F・マリノス戦で神戸加入後初得点。
- 2023年: 神戸のJ1リーグ優勝を経験。
- 2024年: J1リーグと天皇杯のタイトル獲得を経験。
- 2025年: 神戸加入後最多となるJ1リーグ22試合に出場。
ヴィッセル神戸の公式プロフィールには、デビュー戦や初得点、獲得タイトルが記録されています。特に2023年、2024年と連続してJ1優勝を経験したことは、飯野のキャリアにおける大きな財産です。
【プレースタイル】飯野七聖の武器は右サイドのスピードと推進力
飯野七聖のプレーを理解するキーワードは、スピード、運動量、サイドでの攻撃参加です。
公式登録はMFですが、一般的な中央のミッドフィールダーとは役割が異なります。右サイドを中心に、相手陣内へボールを運び、攻撃の起点を作ることが持ち味です。
1. 縦への突破力
最大の特徴は、右サイドで前方のスペースを見つけて加速するプレーです。
相手の守備ラインに対して積極的に仕掛け、サイドから前進することで、チームの攻撃を活性化できます。神戸新聞NEXTが2022年の移籍報道で取り上げた「縦への推進力」は、飯野の特徴を端的に表す評価です。
2. 攻撃参加とクロス
右サイドの選手に求められるのは、単純に相手を抜くことだけではありません。味方との連係、オーバーラップ、クロス、攻撃後のポジション回復など、複数の役割をこなす必要があります。
飯野のようなサイドプレーヤーは、ボールを持っていない時間帯の動きも重要です。味方の攻撃に合わせて外側のスペースを使い、相手守備を広げることで、中央の選手がプレーしやすい状況を作れます。
3. 守備への切り替えと運動量
攻撃的なサイドプレーヤーには、ボールを失った後の守備対応も求められます。相手のカウンターを止めるために素早く戻り、サイドの守備を整えることも重要な仕事です。
飯野の評価では攻撃面のスピードが目立ちますが、右サイドで継続してプレーするためには、攻守両面での走力と判断力が欠かせません。
4. ポジションは右サイドバックと右ウイングバックの両面
飯野のポジションについては、情報源によって表記が異なる場合があります。ヴィッセル神戸とJリーグの公式プロフィールではMFですが、報道では右ウイングバックとして紹介されています。
また、Football LABの2026/27シーズンのポジション分析では、右サイドハーフと右サイドバックでの先発が確認できます。ただし、これは同サービス独自の分類であり、クラブの公式登録ポジションとは区別する必要があります。
つまり、飯野を単純にMF、DFのどちらか一方に分類するよりも、右サイドを幅広く担当できる選手として理解するほうが実際のプレーに近いでしょう。
【成績を検証】2025年から2026年までの出場記録と評価
飯野七聖の成績を確認すると、J3・J2時代には得点も記録してきましたが、J1では得点数だけで評価できないキャリアを歩んでいます。
2021年の鳥栖時代にはJ1リーグ35試合に出場。2022年も鳥栖で16試合、神戸移籍後に8試合へ出場しました。J1での出場機会を得ていたことが数字から分かります。
シーズン別のリーグ戦成績
| シーズン | クラブ | 出場 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 2019(J3) | 群馬 | 20 | 1 |
| 2020(J2) | 群馬 | 28 | 2 |
| 2021(J1) | 鳥栖 | 35 | 0 |
| 2022(J1) | 鳥栖 | 16 | 1 |
| 2022(J1) | 神戸 | 8 | 0 |
| 2023(J1) | 神戸 | 20 | 0 |
| 2024(J1) | 神戸 | 14 | 0 |
| 2025(J1) | 神戸 | 22 | 0 |
| 2026特別大会 | 神戸 | 4 | 0 |
| 2026/27(J1) | 神戸 | 6 | 0 |
2026/27シーズンは2026年10月30日時点。アシストは上記の出場数・得点数とは別に集計されます。
2025年は神戸加入後最多の22試合
2025年はJ1リーグ22試合に出場しました。2023年の20試合、2024年の14試合と比較しても、出場数が増加しています。
一方で、2026年のJ1百年構想リーグでは4試合出場にとどまりました。ヴィッセル神戸の公式プロフィールでも、2025年に加入後最多の出場を記録した一方、新体制で臨んだ2026年の特別大会では出場機会が限られたことが紹介されています。
この変化は、選手個人の能力だけでなく、チームの戦術やポジション争い、監督の選手起用によって出場機会が変わるというプロサッカーの競争環境を示しています。
2026/27シーズンはアシスト面にも注目
Jリーグ公式選手データによると、2026/27シーズンは10月30日時点でリーグ戦6試合出場、0得点、2アシストです。
また、2026年のJ1百年構想リーグでは4試合に出場。ヴィッセル神戸の公式プロフィールは、V・ファーレン長崎戦でアシストを記録したことにも触れています。
2026年10月31日の名古屋グランパス戦では、飯野は控えメンバーに登録されました。先発ではないものの、試合に向けたメンバーに入っていることは、現在のチーム内での位置づけを知る材料になります。
獲得タイトルも見逃せない
飯野はヴィッセル神戸の選手として、次のタイトルを経験しています。
- J1リーグ優勝:2023年
- J1リーグ優勝:2024年
- 天皇杯優勝:2024年
- J1百年構想リーグ優勝:2026年
個人の得点数だけを見ると、派手な数字を残すタイプではありません。しかし、複数のタイトルを獲得したチームの一員として、J1の競争を経験してきたことはキャリア上の実績です。
【プロの結論】飯野七聖を評価するときに見るべき3つのポイント
飯野七聖のキャリアを分析すると、単純な得点数や先発回数だけでは評価しきれない特徴が見えてきます。
1. 数字だけでなくサイドでの役割を見る
右サイドの選手は、ゴールやアシスト以外にも、ボールを前進させる動き、相手守備を引きつける動き、味方へのサポートなどでチームに貢献します。
飯野の場合、縦への推進力が移籍時から評価されてきました。成績を比較する際は、出場数と得点数だけでなく、出場ポジションや攻撃参加の内容も確認する必要があります。
2. 2025年の出場増加と2026年の変化を分けて考える
2025年に22試合へ出場したことは、神戸での起用機会が増えたことを示す材料です。一方、2026年の特別大会では4試合にとどまり、2026/27シーズンは10月30日時点で6試合に出場しています。
この数字の変化から、現在の飯野にとって重要なのは、右サイドのポジション争いで継続的な出場機会を確保することだと考えられます。
3. 神戸での今後は攻撃面の成果が鍵
スピードと推進力という持ち味を生かしながら、クロスの精度やチャンスメーク、守備への切り替えでどれだけ結果を残せるかが注目点です。
特に2026/27シーズンは、すでに2アシストを記録しています。得点以外の部分でも攻撃に関与できているため、今後は出場時間の増加とともに、プレーの継続性が問われます。
飯野七聖に関するよくある質問(FAQ)
Q1:飯野七聖の年齢は何歳ですか? A1:1996年10月2日生まれで、2026年10月31日現在30歳です。
Q2:飯野七聖の現在の所属クラブはどこですか? A2:ヴィッセル神戸です。2022年6月にサガン鳥栖から完全移籍し、2026年も神戸でプレーしています。
Q3:飯野七聖の身長と体重は? A3:身長173cm、体重65kgです。クラブ公式プロフィールに掲載されています。
Q4:飯野七聖のポジションは何ですか? A4:公式登録はMFです。実際には右サイドを主戦場とし、右サイドハーフや右ウイングバック、右サイドバックに近い役割も担います。
Q5:飯野七聖はサガン鳥栖にいつまで所属していましたか? A5:2021年1月に加入し、2022年6月にヴィッセル神戸へ完全移籍しました。鳥栖ではJ1リーグ通算51試合に出場し、1得点を記録しています。
Q6:飯野七聖のプレースタイルは? A6:右サイドでのスピード、縦への突破力、攻撃参加が特徴です。攻撃だけでなく、守備への切り替えや運動量も求められるポジションでプレーしています。
Q7:飯野七聖は日本代表に選ばれていますか? A7:2026年10月31日時点のJリーグ公式プロフィールでは、日本代表の出場試合数は0です。
まとめ:飯野七聖の現在と今後の注目ポイント
飯野七聖は、新潟県上越市出身で、アルビレックス新潟の育成組織から国士舘大学、ザスパクサツ群馬、サガン鳥栖を経て、ヴィッセル神戸へとキャリアを進めてきたプロサッカー選手です。
2026年10月31日現在は30歳。身長173cm、体重65kgで、MFとしてヴィッセル神戸に所属しています。右サイドでのスピードと推進力を生かしたプレーが特徴です。
キャリアを振り返ると、J3からJ2、J1へとステップアップし、鳥栖での活躍を経て神戸へ移籍。2023年と2024年のJ1優勝、2024年の天皇杯優勝など、チームタイトルも経験しています。
一方、2026年は特別大会で出場機会が限られ、2026/27シーズンもポジション争いが続いています。今後の注目点は、右サイドでの出場時間を増やし、持ち味であるスピードと推進力をアシストやチームの勝利につなげられるかどうかです。
飯野七聖の最新情報を追うなら、ヴィッセル神戸の選手公式プロフィールとJリーグ公式の出場記録を確認するのが確実です。移籍や出場状況、シーズン成績を継続的に見ていくことで、30歳を迎えた右サイドのスペシャリストが次にどのような役割を担うのかが見えてきます。 (出典: 飯野 七 聖(Yahoo!ニュース))