【大会後の結果を検証】オランダはモロッコにPK敗退、スウェーデンはフランスに0-3
グループFを首位で通過したオランダだったが、その勢いを決勝トーナメントまで維持することはできなかった。スウェーデンもラウンド32に進出したものの、フランスとの対戦で敗退している。
オランダはモロッコに1-1、PK戦で敗れる
2026年6月29日、オランダはラウンド32でモロッコと対戦した。
試合は拮抗した展開となり、72分にコーディ・ガクポが先制点を記録。オランダは勝ち上がりに近づいたが、後半アディショナルタイムにイッサ・ディオプが同点ゴールを決め、モロッコが1-1に追い付いた。
延長戦でも決着は付かず、勝負はPK戦へ。モロッコがPK戦を3-2で制し、オランダはラウンド32で姿を消した。
オランダはグループFで首位だっただけに、早期敗退は大会の大きな展開の一つとなった。グループリーグでの攻撃力と、一発勝負のトーナメントで求められる勝負強さは別の問題だったことが表れている。
スウェーデンはフランスに0-3で敗退
スウェーデンは6月30日のラウンド32でフランスと対戦した。相手はキリアン・エムバペを中心とする攻撃陣を擁するフランス代表だった。
試合はフランスが3-0で勝利。得点経過は次のとおりだ。
- 45分:キリアン・エムバペ
- 53分:ブラッドリー・バルコラ
- 74分:キリアン・エムバペ
エムバペが2得点を記録し、バルコラも追加点を挙げた。フランスは攻撃面でスウェーデンを上回り、ラウンド16へ進出した。
FIFAの試合レポートによると、フランスは前半からスウェーデンのゴールを脅かし、後半にも攻撃の手を緩めなかった。スウェーデンはグループFでオランダに5-1で敗れた試合に続き、強豪との決勝トーナメントでも厳しい結果となった。
両国の2026年大会を比較すると何が分かる?
オランダとスウェーデンはグループFで対戦し、その後はともにラウンド32で敗退した。ただし、敗退までの道筋は異なる。
オランダはグループ首位として決勝トーナメントに進み、モロッコとの接戦を演じた。スウェーデンはグループ3位から勝ち上がったものの、フランスに3点差で敗れた。
両国の結果を整理すると、グループリーグの順位や得点力だけでは、決勝トーナメントの結果を判断できないことが分かる。5-1の直接対決はオランダの攻撃力を示したが、大会全体では両国ともラウンド32が最後の試合となった。
【注目選手の活躍】ブロビー、ガクポ、エランガ、サマーフィルの評価
オランダ対スウェーデン戦を語るうえで欠かせないのが、両国の攻撃を担った4人の選手だ。それぞれが異なる役割を果たし、5-1という結果を形作った。
ブライアン・ブロビー:序盤の2得点で試合を動かす
特筆すべきは、2得点のどちらもクロスを起点にしたことだ。ゴール前でのポジショニングと、ボールに合わせるタイミングが得点につながった。
序盤に2点を奪ったことで、オランダは試合を優位に進めることができた。ブロビーの活躍は、この試合の流れを決めた重要な要素だった。
コーディ・ガクポ:2得点とアシストで攻撃を牽引
前半5分にはブロビーの先制点をアシストし、後半47分と54分には自らゴールを決めた。得点とアシストの両面で試合に貢献したことから、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
FIFAの試合レポートによると、ガクポの2点目はワールドカップ通算5ゴール目で、出場7試合での記録だった。当時、オランダのワールドカップ最多得点者ジョニー・レップの記録まであと2ゴールに迫っていた。
アンソニー・エランガ:途中出場から貴重な1点
イサクのアシストからゴールを決め、スウェーデンに反撃のきっかけをもたらした。チームは最終的に敗れたものの、交代選手が短時間で結果を出した点は評価できる。
クリセンシオ・サマーフィル:途中出場で1得点1アシスト
54分にはガクポのゴールをアシストし、89分には自ら5点目を決めた。途中出場から1得点1アシストという結果を残し、オランダの攻撃に新たな勢いを与えた。
この試合では、先発選手だけでなく、途中出場の選手も得点に直接関与した。オランダの攻撃陣に複数の得点ルートがあったことも、5-1という結果を支えた要素である。
【ワールドカップオランダ対スウェーデンに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年ワールドカップのオランダ対スウェーデンの試合結果は?
A1:2026年6月20日のグループF第2戦で、オランダがスウェーデンに5-1で勝利した。ヒューストン・スタジアムで行われ、ブロビーとガクポがそれぞれ2得点を記録した。
Q2:オランダ対スウェーデン戦の得点者は誰?
A2:オランダはブライアン・ブロビー(5分、17分)、コーディ・ガクポ(47分、54分)、クリセンシオ・サマーフィル(89分)。スウェーデンはアンソニー・エランガ(59分)が得点した。
Q3:オランダとスウェーデンは2026年大会で最終的にどうなった?
A3:オランダはグループFを勝ち点7で首位通過したが、ラウンド32でモロッコと1-1で引き分け、PK戦で2-3と敗れた。スウェーデンはグループ3位からラウンド32に進出したものの、フランスに0-3で敗退した。
まとめ:オランダの5-1は決定力とサイド攻撃が生んだ勝利
2026年6月20日のオランダ対スウェーデンは、ブロビーとガクポがそれぞれ2得点を挙げ、サマーフィルが終盤に追加点を決めたオランダの5-1勝利に終わった。
この試合の本質は、単純なシュート数やボール保持率の優劣では説明できない。シュート数ではスウェーデンが16本、オランダが10本とスウェーデンが上回った一方、オランダは序盤の決定機を確実に得点に変え、後半開始直後にも連続ゴールを奪った。
さらに、ダンフリースのサイド攻撃、ガクポのチャンスメークと得点力、ブロビーのゴール前での働き、途中出場のサマーフィルの活躍が組み合わさったことも大きい。
グループFではオランダが勝ち点7で首位、スウェーデンが勝ち点4で3位という結果になった。しかし、その後はオランダがモロッコにPK戦で敗れ、スウェーデンもフランスに0-3で敗退している。
今回の対戦から読み取れるポイントは3つある。
- 試合の評価:スコアだけでなく、シュートの質や決定力、得点までの連係を見る。
- チーム力の評価:先発選手だけでなく、交代選手が試合に与えた影響も確認する。
- 大会全体の評価:グループリーグの順位と決勝トーナメントの結果を分けて考える。
オランダの5-1は2026年ワールドカップのグループFを象徴する一戦となった。個々の選手の得点力だけでなく、攻撃の連係と試合の流れをつかむ力が、国際大会でどれほど大きな差を生むのかを示した試合だった。 (出典: ワールドカップ オランダ スウェーデン(Yahoo!ニュース))