【活動休止から復帰まで】2023年のカミングアウトが大きな転換点に
與真司郎のキャリアを語るうえで、2023年7月26日は欠かせない日だ。
この日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されたファン向けイベント「與真司郎 announcement」で、自身がゲイであることを公表。同時に、アーティスト活動の再開を発表した。
2023年7月26日のカミングアウト
当日は約2,000人のファンが集まったと報じられている。
與は長年、自身のセクシュアリティーについて葛藤してきたことを明かし、ファンに直接伝えるという選択をした。
イベントでは、自身の経験だけでなく、同じように悩んでいる人たちに向けたメッセージも届けた。
この発表は、芸能ニュースとしての話題性だけでなく、LGBTQ+への理解や多様性を考えるきっかけにもなった。
同日には新曲「Into The Light」も発表された。楽曲収益の一部をプライドハウス東京とReBitに寄付することも告知されている。
復帰までの経緯を詳しく解説
復帰は一度の発表で完結したわけではない。段階的に音楽活動やファンとの交流を再構築してきた。
2023年6月:独立を発表
約20年間所属していたエイベックス・マネジメントとの専属契約が6月14日に満了。以降はエージェント契約を結ぶ形で活動することになった。
本人は独立に際して、AAAがグループ活動を再開する際には自分もステージに立ちたいという意向を示していた。
2023年7月:アーティスト活動再開を発表
カミングアウトと同時に活動再開を発表。「Into The Light」を通して、自身の経験や新たな決意を音楽で表現した。
2023年10月:オンラインサロン開設
公式オンラインサロン「You Only Live Once」がスタート。ファンとの継続的な交流の場が生まれた。
2024年3月:新曲「FUN FOREVER」を発表
活動再開後の新たな楽曲として「FUN FOREVER」を配信。Billboard JAPANによると、否定的な意見にとらわれず、自分らしく前向きに生きるという思いを投影したダンスチューンだ。
2024年6月:ライブ&トークツアー開催
「SHINJIRO ATAE LIVE TOUR & TALK SHOW 2024 – THIS IS WHERE WE BELONG -」を開催。横浜、福岡、大阪、名古屋を巡り、復帰後初のライブ&トークツアーを実現した。
2026年:フルアルバムとフルライブツアー
3rdアルバムのリリースと全国Zeppツアーが実現。2023年の活動再開発表から、音楽家としての本格的な活動へと歩みを進めている。
「Into The Light」に込められた思い
2026年5月の「めざましmedia」のインタビューで、與はアルバム収録曲の中でも「Into The Light」に特別な思い入れがあると話した。
カミングアウトした日に発表した曲であり、当時の葛藤を歌詞に込めた作品だからだ。
本人は、リハーサルでこの曲を歌う際にも、当時の記憶がよみがえり、毎回泣きそうになると語っている。
また、カミングアウトについてはAAAのメンバーから応援の言葉を受けていたことも明かした。
このエピソードから分かるのは、2023年の出来事が単なる過去のニュースではなく、現在の音楽表現にもつながっているということだ。
【2026年の注目作品】3rdアルバム『THIS IS HOW I AM』の内容と見どころ
『THIS IS HOW I AM』
- アーティスト:SHINJIRO ATAE
- 作品:3rdアルバム
- 通常盤価格:3,300円(税込)
- 収録曲:既発表曲と新曲
- 全曲のプロデュース・作詞・作曲に本人が参加
2026年1月16日、公式サイトでリリースが発表された3rdアルバム『THIS IS HOW I AM』。
與真司郎にとって、アーティスト活動再開後初のフルアルバムとなる作品だ。
タイトルを日本語にすると「これが俺の在り方」。本人が歩んできた人生や価値観を正面から表現したタイトルになっている。
収録曲と作品の特徴
公式発表で明らかになっている収録曲には、次の楽曲がある。
- 「262」
- 「FunForever」
- 「Upside Down」
- 「Kizuketa」
- 「Into The Light」
- その他、新曲6曲
注目すべきは、與が全曲のプロデュース・作詞・作曲に参加していることだ。
従来のソロ活動でも自身の表現を追求してきたが、今回のアルバムでは制作面への関与が明確に打ち出されている。
2026年5月のインタビューでは、恋愛や自身の葛藤、世の中に伝えたいことなど、自分が実際に経験してきたことを1曲ずつに込めたと説明している。
聴いた人が自分の人生について考えたり、新しい一歩を踏み出したりするきっかけになればという思いも語った。
豪華限定盤と通常盤の違い
公式発表では、通常盤に加えて完全受注生産限定のスペシャルBOXも用意された。
| 項目 | 通常盤 | 完全受注生産限定盤 |
|---|---|---|
| 内容 | CD | CD・DVD・写真集 |
| 写真集 | なし | 約160ページ |
| 税込価格 | 3,300円 | 33,000円 |
| 特典 | 通常のCD特典 | リハーサル見学、ハイタッチなど |
限定盤には、ミュージックビデオやアルバム制作の舞台裏を収録したDVDも付属する。
また、ツアー会場でのリハーサル見学やハイタッチ、直筆サイン入りポスターなど、ファン向けの特典も設定された。
『THIS IS HOW I AM』は何を伝える作品なのか
このアルバムの価値は、復帰後初の作品という記念性だけではない。
カミングアウト以前から抱えていた葛藤、独立によって変わった仕事の進め方、自分自身を受け入れるまでの経験。それらが、現在の本人の言葉や音楽として表現されている。
また、2026年のインタビューでは、世界を旅する生活の中で楽曲のアイデアを生み出していることも明かされた。
つまり、作品には過去の経験だけでなく、現在進行形の人生観も反映されている。
音楽活動の復帰を象徴するだけでなく、與真司郎がどのようなアーティストとして生きていくのかを示す作品として捉えると、その意味がより明確になる。
【AAA20周年イベントと2027年】與真司郎はグループ活動にも復帰する?
2026年のAAA関連ニュースで特に注目されたのが、デビュー20周年イベントと2027年の全国ツアーだ。
ただし、ここで押さえておきたいのは、AAAのグループ活動が全面的に再開したという発表ではないことだ。
2026年「AAA 20th Anniversary - Always, All Around -」
AAAは2025年9月14日にデビュー20周年を迎えた。
その記念企画として、宇野実彩子・與真司郎・末吉秀太の3人による「AAA 20th Anniversary - Always, All Around -」が開催された。
当初発表された日程は以下の3会場だった。
- 2026年2月22日:愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館
- 2026年3月1日:兵庫・神戸国際会館
- 2026年3月8日:東京・LINE CUBE SHIBUYA
公式発表では、トークをメインとした20周年記念イベントとして案内された。
さらに、全公演がSOLD OUTとなったことを受け、追加公演も決定。
- 2026年4月29日:東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN
こちらも2部制で実施された。
このイベントの意義は、グループ活動休止後もAAAという名前を通じて、メンバーとファンが直接交流する機会が設けられたことにある。
與にとっても、AAAのメンバーとして20周年を祝うことは、ソロアーティストとしての復帰とは別の意味を持つ活動だった。
2027年「AAA LIVE & TALK TOUR ~Rainbow Goes On~」が決定
2026年9月14日に開催決定が発表されていた全国ツアーは、10月1日に正式タイトルが決定した。
その名称は、「AAA LIVE & TALK TOUR 2027 ~Rainbow Goes On~」。
公式発表では、20周年イベントで会えなかったファンにも、より多くの場所で直接会いたいという思いが開催理由として説明されている。
2027年の公演日程は以下の通り。
| 日程 | 都道府県 | 会場 |
|---|---|---|
| 2月11日 | 福岡 | J:COM北九州芸術劇場 |
| 2月21日 | 大阪 | グランキューブ大阪 |
| 2月23日 | 千葉 | 市川市文化会館 |
| 3月21日 | 愛知 | Niterra日本特殊陶業市民会館 |
| 3月28日 | 宮城 | 電力ホール |
| 4月11日 | 北海道 | カナモトホール |
| 4月24日 | 広島 | JMSアステールプラザ |
| 4月25日 | 兵庫 | 神戸国際会館 |
| 5月3日 | 新潟 | 新潟県民会館 |
| 5月16日 | 東京 | J:COMホール八王子 |
全国10会場で開催される予定で、大阪・千葉・愛知・宮城・北海道・広島・兵庫・新潟・東京では2部制の公演が設定されている。
2027年の出演メンバーは誰?
2026年10月24日の公式チケット案内では、出演メンバーが明記された。
- 宇野実彩子
- 與真司郎
- 末吉秀太
この3人が出演予定となっている。
一方、日高光啓はスケジュールの都合により全公演欠席と発表された。
ここで重要なのは、2027年のツアーをAAAの完全な5人組活動再開と同一視しないことだ。今回のイベントは公式に出演者が指定された3人による公演であり、グループ全体の音楽活動再開とは区別する必要がある。
AAAは今後、通常の音楽活動を再開するのか?
2026年10月31日時点で確認できる大きな動きは、20周年記念イベントと2027年のLIVE & TALK TOURだ。
これらはファンにとって大きな前進だが、AAAとしての通常の音楽活動や、従来のメンバー全員によるドームツアーなどが再開すると確定したわけではない。
與真司郎本人は2023年の独立発表時に、AAAがグループ活動を再開する際には自分もステージに立ちたいという意向を示していた。
その言葉と2026年・2027年の活動を照らし合わせると、AAAとの関係を大切にしながら、自身のソロ活動も並行して発展させている姿が見えてくる。
現段階では、ソロアーティストとしての復帰は実現し、AAAとしては3人での記念イベントやツアーが進んでいる、という整理が最も正確だ。
【プロの結論】與真司郎の現在を理解する3つのポイント
2026年の活動を総合すると、與真司郎のキャリアには大きく3つの変化が起きている。
1. グループ中心から個人の表現力を重視する活動へ
AAAのメンバーとして培った経験を土台にしながら、現在は自ら作詞・作曲・プロデュースにも関わるソロアーティストとして活動している。
2. カミングアウト後の経験を音楽に反映
2023年の公表は人生の大きな転換点だった。『THIS IS HOW I AM』には、その後の経験や現在の価値観が表現されている。
3. AAAとソロ活動を別々の軸で継続
2026年のソロツアーとAAA20周年イベント、2027年のグループ名義のツアーは、それぞれ異なる活動だ。
この違いを理解すれば、「與真司郎はAAAを脱退したのか」「AAAは完全復活したのか」といった疑問にも正確に答えられる。
現状、公式プロフィールではAAAのメンバーとして紹介されており、独立後もエイベックス・マネジメントとはエージェント契約を結んでいる。独立とグループ脱退は同じ意味ではない。
【AAAの與真司郎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:與真司郎は2026年現在、何をしている?
A1:ソロアーティストとして音楽活動を再開し、2026年4月に3rdアルバム『THIS IS HOW I AM』を発売。全国Zeppツアーや秋のトークショー、オンラインサロンの運営、446のブランドプロデュースなども行っている。
Q2:與真司郎はAAAを脱退した?
A2:独立や個人のアーティスト活動休止を経ているが、これらはAAAからの脱退発表とは異なる。2026年の20周年イベントにもAAAのメンバーとして出演している。
Q3:與真司郎の活動再開はいつ?
A3:2023年7月26日。東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された「與真司郎 announcement」でカミングアウトと同時にアーティスト活動再開を発表した。
Q4:『THIS IS HOW I AM』はいつ発売された?
A4:2026年4月22日。活動再開後初のフルアルバムで、全曲のプロデュース・作詞・作曲に本人が参加している。
Q5:與真司郎は2027年のAAAツアーに出演する?
A5:出演予定。2027年の「AAA LIVE & TALK TOUR ~Rainbow Goes On~」には宇野実彩子、與真司郎、末吉秀太の3人が出演する。日高光啓は全公演欠席と発表されている。
Q6:與真司郎は現在もロサンゼルスに住んでいる?
A6:2026年5月のインタビューでは、ロサンゼルスでの約9年間の生活を経て、2024年6月ごろから世界を巡るノマド生活を送っていると説明している。現在は一つの都市に定住する生活とは異なるスタイルだ。
まとめ:與真司郎は2026年、ソロ活動とAAAの新たな展開を迎えている
2026年10月31日現在、AAAの與真司郎はアーティストとして明確な復帰を果たし、新しいキャリアを築いている。
2023年のカミングアウトと活動再開、2024年のライブ&トークツアー、2026年の3rdアルバム『THIS IS HOW I AM』と全国Zeppツアー。その歩みは、単に芸能活動に戻ったというだけではない。
自身の経験や価値観を音楽に込め、ファンとの関係を深めながら、ブランド事業や新しい生活スタイルにも挑戦している。
そしてAAAとしても、2026年の20周年イベントを経て、2027年の全国10会場ツアーへと展開が続く。
今後注目すべきなのは、ソロアーティストとしてどのような作品を発表するのか、そしてAAAとしての活動がどこまで広がっていくのかという2つのポイントだ。
與真司郎の2026年は、過去への復帰ではなく、自分自身の在り方を新しい音楽と活動で示していく年になっている。 (出典: aaa の 與 真 司郎(Yahoo!ニュース))
斉藤 桃子 (Momoka Saito)
Webライター最新のトレンドや話題のニュースをわかりやすく解説するWebライターです。読者の皆様に役立つ情報を日々お届けしています。
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