【則本昂大をめぐる人物・球団の関係】田中将大との再共闘と背番号43の意味
巨人移籍を理解するうえでは、則本と楽天、巨人、田中将大、宋家豪との関係も押さえておきたい。
特に注目されるのが、田中将大との再共闘だ。田中は則本より先に楽天から巨人へ移籍しており、2026年シーズンから再び同じチームでプレーする関係になった。
関係者・球団の相関一覧
田中将大との再共闘は巨人移籍の見どころ
田中将大と則本は、楽天時代にともにチームを支えた投手だ。
田中は2013年の楽天日本一を支えた大エースであり、則本はその年に新人王を獲得した。両者は世代やキャリアの歩みこそ異なるが、楽天の投手陣を象徴する存在として知られてきた。
田中は2025年シーズンを前に巨人へ加入しており、則本の移籍によって再び同じユニホームを着ることになった。
2026年1月19日の入団会見で、則本は田中と再びプレーできることへの喜びを語った。入団を決めた際には田中にも連絡しており、田中から一緒に頑張ろうという趣旨の言葉を受け取ったという。
楽天時代の関係が巨人でも続くことは、ファンにとっても興味深いポイントだ。
ただし、両者が再び同じ球団になったからといって、必ず同じローテーションで投げるわけではない。それぞれのコンディションやチーム事情に応じた起用が基本となる。
背番号43は自分で選んだ番号ではなかった
則本の巨人での背番号は「43」だ。
この番号についても、入団会見で興味深いエピソードが明かされた。
則本は自分で希望して選んだわけではないと説明したうえで、楽天時代に親交のあった宋家豪と同じ番号であることを喜んでいた。
つまり、背番号43は単なる新天地での識別番号ではなく、楽天時代の仲間とのつながりも感じさせる番号になった。
【則本昂大の2026年最新】巨人での所属・成績・現在の立場
2026年の則本昂大は、読売ジャイアンツに所属している。
NPBの公式選手データでも、所属球団は読売ジャイアンツ、背番号は43と登録されている。楽天への復帰や、別の国内球団への再移籍が決まったという状況ではない。
2026年シーズンの成績
NPB公式の2026年シーズン終了時点の記録では、則本の成績は次のとおり。
則本昂大
背番号43
投手・右投左打
2026年シーズン終了時
NPB公式記録
登板
防御率
勝敗
投球回
奪三振
ホールド・セーブ
出典:日本野球機構(NPB)2026年度個人成績
楽天最終年の2025年は防御率3.05だったのに対し、巨人1年目の2026年は4.72となった。登板数も56試合から18試合へ変化している。
この数字を見ると、移籍初年度は楽天時代と同じような結果を残せたとは言いにくい。
ただし、登板数だけで投手の価値を判断することはできない。2025年は救援中心、2026年は先発としての登板も含むシーズンであり、投球回や役割の違いも踏まえる必要がある。
巨人が則本に求めたのは、先発ローテーションを支える能力と、必要な場面で救援に回れる経験値だった。2026年の数字は、移籍時の期待に対して今後どのような修正が必要かを考える材料にもなる。
2026年終了時点の通算成績は?
楽天時代の実績と巨人での1年目を合算すると、NPB通算成績は次のようになる。
| 項目 | 2026年終了時 |
|---|---|
| 登板 | 391試合 |
| 勝利 | 123勝 |
| 敗北 | 103敗 |
| セーブ | 48 |
| ホールド | 15 |
| 投球回 | 1,899回 |
| 奪三振 | 1,847 |
| 防御率 | 3.17 |
楽天退団時点の通算120勝から、巨人1年目に3勝を加えて123勝となった。
また、48セーブという記録は、2024年と2025年に楽天で抑えを務めた実績が大きく反映されている。先発投手としての長いキャリアと、救援投手としての実績を併せ持つ点が則本の特徴だ。
【プロの結論】則本昂大の巨人移籍をどう評価すべきか
今回の移籍を評価するうえで、重要なのは3つの視点だ。
1. 楽天退団は不振による戦力外ではない
則本は楽天との7年契約を終え、自ら海外FA権を行使して移籍先を探した。
楽天の石井一久GMも、FA宣言後の則本について、本人が野球人生を振り返ったときに納得できる選択をしてほしいという趣旨の姿勢を示していた。宣言残留も認める方針だったと報じられている。
したがって、2025年の成績だけを理由に楽天から放出されたと考えるのは正しくない。
契約満了という節目に、選手自身が新たな環境を選んだFA移籍である。
2. 巨人にとっては経験値を買う補強だった
則本は先発として長年活躍し、救援でもセーブ王を獲得している。
若手投手にはない経験を持ち、先発陣の補強という巨人の課題に対応できる選手だった。
3年総額13億円という推定契約額は大きいが、評価の対象は単純な勝利数だけではない。先発・中継ぎ・抑えを経験した投手として、複数の役割を担えることも獲得の背景にあったと考えられる。
3. 2027年以降は先発としての安定感が焦点
2026年は3勝4敗、防御率4.72という結果だった。
契約は3年間と報じられているため、2027年以降は先発投手としてどれだけ安定して投球回を積み重ねられるかが注目される。
特に重要なのは、次の3点だ。
- 先発登板で長いイニングを投げられるか。
- 被安打や被本塁打を抑え、防御率を改善できるか。
- 救援経験を生かし、チーム事情に応じた役割を果たせるか。
則本の巨人移籍は、メジャー挑戦を断念しただけの決断ではない。 楽天で築いた13年間の実績を土台に、最後になる可能性の高いFAで新しい環境を選んだキャリア上の転換点だった。
2026年の成績だけで大型契約の成否を決めるのではなく、3年間の契約期間を通して評価する必要がある。
則本昂大の楽天退団・巨人移籍に関するよくある質問(FAQ)
Q1:則本昂大は楽天を退団してどこに移籍した?
読売ジャイアンツに移籍した。2026年1月16日に契約合意が発表され、背番号43で新シーズンを迎えた。
Q2:則本昂大はなぜメジャーに移籍しなかった?
メジャー球団からオファーはあったが、条件や環境面を総合的に判断して見送った。最終的に巨人のオファーを受け、日本でプレーすることを決めた。
Q3:則本昂大の巨人での契約内容はいくら?
報道によると、3年総額13億円(推定)。契約金額は推定報道に基づく数字である。
Q4:則本昂大の巨人での背番号は何番?
背番号43。楽天時代に親交のあった宋家豪と同じ番号であることを、本人も喜んでいた。
Q5:則本昂大と田中将大は巨人で再びチームメートになった?
なった。田中は2025年に巨人へ移籍しており、則本が2026年に加入したことで再び同じ球団でプレーすることになった。
Q6:則本昂大の楽天時代の通算成績は?
楽天での最終年となった2025年終了時点では、373試合に登板し、120勝99敗48セーブ、防御率3.12を記録している。
Q7:則本昂大は2026年現在どこの球団に所属している?
読売ジャイアンツ。NPB公式の2026年シーズン終了時の選手データでも、背番号43の巨人所属として登録されている。
まとめ:則本昂大の巨人移籍は新たな挑戦の始まり
則本昂大は2025年に楽天との7年契約を終え、海外FA権を行使した。メジャーリーグ挑戦を視野に入れて交渉を進めたものの、最終的には条件や環境を総合的に判断し、2026年1月に巨人入りを決断した。
移籍のポイントを振り返ると、次のとおりだ。
- 2025年10月に海外FA権の行使を表明。
- メジャー球団からもオファーを受けた。
- 2026年1月16日に巨人との契約合意を発表。
- 契約は3年総額13億円(推定)、背番号43。
- 田中将大と巨人で再びチームメートになった。
- 2026年の成績は3勝4敗、防御率4.72。
楽天で新人王、5年連続最多奪三振、最多セーブと数々の実績を残した則本にとって、巨人移籍は現役生活の新しい章だ。
2026年の成績は課題を残したものの、通算123勝を誇る経験豊富な投手であることに変わりはない。今後は巨人の投手陣でどのような役割を担い、3年間の契約でどこまで存在感を示せるかが焦点となる。
楽天のエースから巨人の背番号43へ。則本昂大の次の目標は、日本一を目指す巨人で再び大きな結果を残すことにある。 (出典: 則 本 楽天(Yahoo!ニュース))