【2026年最新】秋広優人の現在は?ソフトバンクから戦力外通告、育成再契約の可能性は?
2026年10月26日、福岡ソフトバンクホークスは秋広優人に対し、来季の支配下選手契約を締結しない旨を正式に通達した。
球団が公表した契約対象外の選手一覧には、秋広の名前も含まれている。これにより、2025年5月の移籍から約1年半で、支配下選手としてのホークスでの立場に一区切りがついた。
ただし、今回の通告は野球選手としての引退を意味するものではない。
スポーツ報知、日刊スポーツ、Full-Countなどの報道によれば、球団は秋広に育成選手としての再契約を打診したとみられる。秋広自身も現役続行を希望している。
秋広優人が語った戦力外通告への思い
10月26日、球団事務所で取材に応じた秋広は、厳しいシーズンを振り返った。
「ホークスに来て1年半くらいですけど、全く貢献できていなかった。覚悟はしていました。悔しいです」
さらに、2026年シーズンについては、プロ入り後で最も打てなかった年だったと振り返っている。
「プロに入って1番打てなかった年だった。なんでだろう、というのが続いて最後まで思うような形でいけないままだった」
一方、今後については次のように話した。
「いろんな選択肢があると思うので、悔いのない選択をしたい」
この発言から読み取れるのは、育成契約だけに選択肢を限定していないことだ。ホークスで再起を目指すのか、別球団でのプレーを模索するのか、今後の判断が注目される。
2026年シーズンの成績が厳しかった理由
秋広の2026年シーズンには、期待を感じさせる場面もあった。
3月のオープン戦では3本塁打を放ち、長打力をアピール。12球団でも上位に入る本塁打数で開幕一軍入りを狙った。
しかし、開幕前に二軍へ降格。その後も一軍昇格を果たせなかった。
ファーム・リーグでは97試合に出場し、打率.205、10本塁打、50打点。長打を生み出す力は示したものの、打率の低迷が大きな課題として残った。
特に注目したいのは、本塁打が10本ある一方で打率が2割を下回る水準に近かったことだ。
長距離打者としての魅力を維持しながら、安定して安打を重ねる打撃を取り戻せるか。これが再起に向けた大きなテーマとなる。
なお、2026年の一軍公式戦出場はゼロ。二軍での数字と一軍の公式成績は区別して見る必要がある。
【巨人時代の実績】二松学舎大付からドラフト5位、背番号55を背負った大型野手
秋広優人は2002年9月17日生まれ、千葉県出身。東京の二松学舎大付高校から2020年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団した。
最大の特徴は、NPB公式プロフィールにも掲載されている身長201センチ、体重107キロという恵まれた体格だ。
右投左打の内野手として登録されているが、外野でも起用されてきた。長身を生かした打撃と、左打者としての長打力に期待が集まった選手である。
二松学舎大付高校時代からプロ入りまで
高校時代は二松学舎大付の主力選手としてプレー。高校通算23本塁打を記録した。
2020年のドラフト会議で巨人から5位指名を受け、プロの世界へ進んだ。
プロ入り当初から注目されたのは、やはりその体格だった。201センチという身長はプロ野球でも際立つ数字であり、将来の中軸打者候補として期待された。
背番号55への変更と松井秀喜氏との関係
秋広を語るうえで欠かせないのが、巨人時代の背番号55だ。
2021年の入団時は背番号68だったが、2022年に55へ変更。2023年の飛躍期には、この番号を背負ってプレーした。
背番号55は、巨人のレジェンドである松井秀喜氏が現役時代に着用していた番号として知られる。
秋広にとっては、単なる背番号の変更ではなく、大きな期待を背負うことにもつながった。
2023年には一軍で121試合に出場し、打率.273、10本塁打、41打点を記録。大型野手としての将来性を示すシーズンとなった。
秋広優人の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 秋広優人 |
| 生年月日 | 2002年9月17日 |
| 2026年10月時点の年齢 | 24歳 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 出身高校 | 二松学舎大付高校 |
| ドラフト | 2020年・巨人5位 |
| 身長 | 201センチ |
| 体重 | 107キロ |
| 投打 | 右投左打 |
| ポジション | 内野手 |
| 巨人時代の背番号 | 55(2022年変更) |
| ソフトバンク時代の背番号 | 52 |
【年度別成績を比較】2023年の打率.273から2026年の苦境まで
秋広のキャリアを振り返ると、2023年を境に出場機会と打撃成績が変化していることが分かる。
ここではNPB公式の一軍年度別成績と、2026年のファーム成績を分けて整理する。
秋広優人の年度別打撃成績
| 年度・所属 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年・巨人 | 1 | .000 | 0 | 0 |
| 2023年・巨人 | 121 | .273 | 10 | 41 |
| 2024年・巨人 | 26 | .261 | 0 | 1 |
| 2025年・巨人 | 5 | .143 | 0 | 0 |
| 2025年・ソフトバンク | 22 | .208 | 1 | 4 |
| 2026年・ソフトバンク一軍 | 0 | 出場なし | 0 | 0 |
| 2026年・ファーム | 97 | .205 | 10 | 50 |
※2026年ファームの数字は報道されたファーム・リーグ成績。一軍の公式年度別成績とは集計対象が異なる。
2023年は一軍定着を印象づけた飛躍の年
2023年の成績は、秋広のキャリアを考えるうえで重要だ。
121試合出場、111安打、打率.273、10本塁打、41打点。さらに出塁率.318、長打率.401、OPS.720を記録した。
単に一時的に本塁打を量産しただけではなく、年間を通して一軍の試合に出場した経験が大きい。
ただし、10本塁打という数字だけで完成された長距離打者と評価するのは早い。出塁率や長打率を見ると、さらなる成長の余地も残されていた。
2024年は出場機会が大幅に減少
2024年は26試合の出場にとどまった。
打率は.261だったが、本塁打はゼロ。打席数も48に減少し、前年のような継続的な起用には至らなかった。
打率だけを見ると極端に崩れたわけではない。しかし、打席数の減少と長打の不足によって、前年に築いた存在感を維持できなかった。
この時期から、秋広の課題は一軍で結果を出し続けることへ移っていった。
2025年は巨人でもソフトバンクでも苦戦
2025年は移籍前の巨人で5試合に出場し、打率.143。
5月12日にトレードが発表され、ソフトバンクへ移籍した。
移籍後は22試合に出場し、打率.208、1本塁打、4打点。59打席で11安打を記録した。
新天地で初安打を記録するなど一定の存在感は示したが、レギュラー争いを勝ち抜くには十分な成績ではなかった。
2026年は長打力と打率の差が課題に
2026年のファーム成績で注目されるのは、10本塁打を放ちながら打率.205だった点だ。
本塁打が出ることは、長打力が完全に失われたわけではないことを示している。
一方で、打率が低いままでは、一軍で継続的に打席を得ることは難しい。
秋広に必要なのは、持ち前の長打力を捨てることではなく、長打につながるスイングと安定したコンタクトを両立させることだ。
【リチャードとのトレードの経緯】秋広優人と大江竜聖が巨人を離れた理由
秋広のキャリアを大きく変えた出来事が、2025年5月12日に発表された巨人とソフトバンクの交換トレードだった。
交換されたのは、次の3選手である。
- 巨人からソフトバンク:秋広優人、大江竜聖
- ソフトバンクから巨人:リチャード
つまり、秋広と大江の2人に対し、リチャード1人が移籍する2対1のトレードだった。
巨人がリチャードを獲得した背景
トレード成立当時、巨人では主砲の岡本和真が5月6日の阪神戦で負傷し、左肘の靱帯損傷と診断されていた。
岡本の離脱は打線にとって大きな問題だった。
長打力のある内野手を補強する必要が生じ、ソフトバンクで将来の主砲候補として期待されていたリチャードに白羽の矢が立った。
リチャードはファームで長年本塁打を量産してきた選手であり、長距離砲を求める巨人の補強方針と合致した。
秋広と大江竜聖がソフトバンクへ移籍
一方、秋広とともに移籍した大江竜聖も巨人で経験を積んできた左腕投手だった。
秋広は2023年に一軍で実績を残していたものの、2024年以降は出場機会が減少。2025年も移籍前の成績は5試合、打率.143だった。
このトレードは、両球団がそれぞれの補強ポイントを踏まえて成立させたものだった。
秋広個人に対する単純な評価だけで、移籍の理由を説明することはできない。
トレード後の初出場と初安打
秋広は2025年5月15日の西武戦でソフトバンク移籍後初出場を果たした。
「6番・左翼」で先発出場し、移籍後初安打も記録。新天地でのスタートは決して悪いものではなかった。
しかし、その後は打率.208、1本塁打という結果に終わり、定位置を獲得するまでには至らなかった。
巨人で再びチャンスを得る可能性も、ソフトバンクで新たな役割を確立する可能性もあったが、2026年には再び厳しい契約問題に直面することとなった。
【戦力構想外の理由】秋広優人に足りなかったものは何だったのか?
2026年の戦力構想外について、球団が秋広個人に対する詳細な理由を公式に説明したわけではない。
ただし、年度別成績や起用状況を分析すると、いくつかの要因が見えてくる。
1. 2023年の打撃を継続できなかった
最も大きな問題は、2023年に見せた打撃を翌年以降も再現できなかったことだ。
2023年は打率.273、10本塁打だったが、2024年には本塁打がゼロとなった。
2025年も移籍後22試合で1本塁打。2026年はファームで10本塁打を放ったものの、打率は.205だった。
プロ野球では、一度好成績を残した選手にも継続性が求められる。
秋広の場合、2023年の実績があるからこそ、その後の成績低下が大きな課題となった。
2. 201センチの体格を成績につなげられるか
201センチ、107キロという体格は、秋広の大きな武器だ。
長いリーチを持つ左打者として、打球を遠くへ飛ばす潜在能力が期待されてきた。
しかし、身長や体重だけで一軍のレギュラーになれるわけではない。
長身打者にとって重要なのは、体格を生かした強い打球を打ちながら、ストライクゾーンへの対応力やコンタクトの安定性を確保することだ。
2026年の打率.205という数字は、長打力を一軍で生かすための土台づくりが必要であることを示している。
3. ソフトバンクの選手層とポジション争い
ソフトバンクは一軍での競争が激しい球団だ。
秋広が主に起用されてきた一塁や左翼には、ほかの選手との競争がある。
スポーツ報知の報道では、同じポジションを守る正木智也がレギュラーとして台頭したことも、秋広の置かれた状況を説明する要素として挙げられている。
選手層が厚い球団では、ファームで一定の本塁打数を残しても、打率や総合的な打撃内容が伴わなければ一軍昇格につながりにくい。
4. オープン戦の結果を公式戦につなげられなかった
2026年のオープン戦で3本塁打を記録したことは、秋広にとって明るい材料だった。
しかし、開幕前に二軍へ降格し、シーズン中も一軍昇格を実現できなかった。
オープン戦の好成績は期待材料になるものの、公式戦で継続して結果を残すこととは別問題だ。
秋広にとっては、短期間の好調をシーズン全体の安定感へ変えることが重要だった。
【今後の展望】育成再契約か他球団移籍か、秋広優人の再起に必要な条件
2026年10月31日時点で、秋広の今後はまだ確定していない。
ソフトバンクは支配下契約を結ばないことを正式に通達した一方、複数の報道では育成契約による再契約を打診したとされている。
秋広本人は現役続行を希望しており、今後の選択が注目される。
育成契約を選ぶメリット
ソフトバンクの育成契約を受け入れる場合、球団の施設や指導環境を活用しながら再起を目指せる可能性がある。
特に秋広の場合、2026年のファームで10本塁打を記録している。
長打力を維持しながら打率を改善できれば、支配下登録への再挑戦という道も考えられる。
ただし、育成契約は支配下契約とは異なり、契約上の立場や一軍出場に関する条件も異なる。本人にとっては、長期的な育成機会と一軍復帰までの距離を慎重に考える必要がある。
他球団での再出発という選択肢
もう一つ考えられるのが、他球団への移籍だ。
201センチの大型左打者という特徴は、球界でも目を引く個性である。
2023年に一軍121試合へ出場した経験もあり、若さと実績の両方を持っている。
ただし、他球団が獲得を検討するかどうかは、直近の打撃成績や守備面、チーム編成との相性によって変わる。
2026年の打率.205という数字を考えると、単純に長打力だけを評価してもらうことは難しい。
再起に向けて注目したい3つのポイント
今後の秋広を評価するなら、次の3点が重要になる。
第一に、打率の改善。
2026年ファームでの打率.205から、安定して安打を重ねられる打撃へ変化できるか。
第二に、長打力の維持。
10本塁打という実績を生かし、強い打球を安定して生み出せるか。
第三に、守備位置の柔軟性。
一塁と外野の両方で起用されてきた経験を生かし、チームが必要とする役割を担えるか。
24歳という年齢は、選手として再出発を目指すうえで大きな可能性を残している。
2023年に一軍で結果を残した実績を、再び一軍の舞台で証明できるかが問われている。
【秋広優人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:秋広優人は2026年に戦力外になったのですか?
A1:2026年10月26日、ソフトバンクから来季の支配下選手契約を結ばないと正式に通達されました。報道によると、球団は育成契約での再契約を打診しています。
Q2:秋広優人の2025年の成績は?
A2:巨人では5試合に出場して打率.143。ソフトバンク移籍後は22試合で打率.208、1本塁打、4打点でした。
Q3:秋広優人の2026年の成績は?
A3:一軍公式戦への出場はありません。ファーム・リーグでは97試合に出場し、打率.205、10本塁打、50打点を記録しました。
Q4:秋広優人とリチャードのトレードはいつ成立しましたか?
A4:2025年5月12日です。巨人から秋広優人と大江竜聖がソフトバンクへ移籍し、ソフトバンクからリチャードが巨人へ移籍する2対1の交換トレードでした。
Q5:秋広優人は巨人時代にどのような成績を残しましたか?
A5:2023年に121試合へ出場し、打率.273、10本塁打、41打点を記録しました。背番号55を着用していた時期の代表的な実績です。
Q6:秋広優人の身長と体重は?
A6:NPB公式プロフィールでは身長201センチ、体重107キロです。右投左打の大型内野手として知られています。
まとめ:秋広優人の現在と再起を左右する今後の選択
秋広優人は2023年に巨人で打率.273、10本塁打という実績を残し、大型野手として将来を期待された選手だ。
しかし、2024年以降は出場機会が減少。2025年5月のリチャードとのトレードでソフトバンクへ移籍した後も、打撃成績を大きく伸ばすことはできなかった。
2026年は一軍出場なし、ファームでも打率.205。10月26日には支配下契約を結ばない旨を通達された。
一方、球団から育成再契約を打診されたと報じられており、本人も現役続行を希望している。
【プロの結論】
秋広を評価する際に忘れてはいけないのは、2023年の成績が偶然の一発ではなく、121試合に出場して残した実績だということだ。
その一方で、プロ野球では過去の実績だけで現在のポジションを守ることはできない。特に長距離打者には、長打力だけでなく、年間を通して安定した打撃を続ける能力が求められる。
今後の再起を判断するうえでは、育成契約を受け入れるかどうかだけでなく、どの環境で打撃を立て直せるのかが重要になる。
24歳、身長201センチ。秋広には、まだ野球人生を切り開く時間が残されている。
巨人時代の背番号55を背負った大型野手が、再び一軍の舞台に立つ日は来るのか。今後の進路と打撃の変化から目が離せない。
主な確認資料
- NPB公式・秋広優人の年度別成績
- 福岡ソフトバンクホークス公式・2026年10月26日付来季契約発表
- 福岡ソフトバンクホークス公式・2025年5月12日付交換トレード発表
- スポーツ報知・2026年10月26日付取材報道
- 日刊スポーツ・2025年5月12日付トレード報道
- Full-Count・2026年10月26日付成績および本人コメント報道
(出典: 秋広 優 人(Yahoo!ニュース))
木村 あおい (Aoi Kimura)
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