【2026年10月最新】104番は現在も使える?終了したサービスと継続中のサービス
2026年10月現在、104番の利用可否は、どの通信事業者から電話をかけるかによって異なります。
特に注意したいのは、NTT東日本・NTT西日本の104番が終了した一方で、NTTドコモが番号案内を引き継いでいる点です。
NTT東日本・西日本の104番は利用できない
NTT東日本とNTT西日本が提供していた従来の番号案内サービスは、2026年3月31日(火)23時59分をもって終了しました。
これは固定電話からの番号案内を含む、両社が提供する104番サービスの終了です。
そのため、以前のようにNTT東日本・西日本の固定電話から104をダイヤルして、オペレーターに電話番号を調べてもらうことはできません。
ドコモの104番は継続している
一方、NTTドコモは2026年4月1日(水)から番号案内事業者を引き継ぎ、サービスを継続しています。
ただし、従来のサービスをそのまま引き継いだわけではありません。
- 営業時間は24時間から9時~20時に変更
- 案内対象は企業・行政のみ
- 個人の電話番号案内は終了
- 英語による案内も終了
つまり、2026年の104番は、以前のように誰でも個人・企業の番号を24時間調べられるサービスではなくなっています。
ドコモの携帯電話から利用する場合は、申し込み不要で104に発信できます。
【終了理由を検証】NTT東日本・西日本の104番はなぜ終了したのか
NTT東日本とNTT西日本が番号案内を終了した背景には、電話番号を調べる方法の変化があります。
両社は2024年7月19日に共同で終了方針を発表しました。
公式発表では、スマートフォンの普及によって電話番号の検索手段が多様化し、番号案内の利用数が大幅に減少したことが説明されています。
サービス終了につながった3つの背景
1.スマートフォンとインターネットの普及
かつては、企業や店舗の電話番号を調べるには電話帳を開くか、104番に問い合わせる方法が一般的でした。
現在は、会社名や店舗名を検索するだけで、所在地や営業時間、電話番号まで確認できるケースが増えています。
地図サービスや企業の公式サイトも普及し、電話番号を探すためにオペレーターへ問い合わせる必要性が低下しました。
2.番号案内の利用数が減少
NTT東日本・西日本の発表では、番号案内の利用数が大幅に減少していることが終了理由として挙げられています。
電話帳についても、広告掲載数が減少していました。
利用者の行動が変化したことで、従来の電話番号案内を維持する事業環境も変わってきたと考えられます。
3.紙資源の削減と環境負荷の低減
タウンページなどの紙媒体を発行し続けることには、印刷や配送に伴う資源消費が発生します。
NTTは電話帳の発行終了についても、紙使用量を削減し、環境負荷を低減する目的を説明しています。
単純な経費削減だけではなく、情報提供の手段を紙からインターネットへ移行する流れが背景にあります。
2024年から2026年までの主な動き
| 時期 | 出来事 | 関係するサービス |
|---|---|---|
| 2024年7月19日 | NTT東日本・西日本が終了を発表 | 104・タウンページ |
| 2025年9月30日 | ドコモが提供条件の変更を発表 | ドコモ104 |
| 2026年3月 | タウンページの発行終了 | 紙の電話帳 |
| 2026年3月31日23時59分 | NTT東日本・西日本の番号案内終了 | 104・NTTファクス104 |
| 2026年4月1日 | ドコモが番号案内事業者に変更 | ドコモ104 |
| 2026年10月 | 新しい提供条件でサービス継続 | ドコモ・ふれあい案内 |
この経緯から分かるのは、2026年3月末がすべての電話番号案内の終了日ではなく、従来のNTTによる提供体制が切り替わった時期だということです。
【ドコモ104を詳しく解説】利用料金・通話料・営業時間・利用条件
2026年4月以降に104番を利用したい場合、ドコモの提供条件を理解しておく必要があります。
NTTドコモの公式サービス案内では、番号案内は有料サービスとして掲載されています。
104番の利用料金は1案内440円
ドコモ104の番号案内料
電話番号1件の案内につき
案内料
440円
通話料
別途必要
営業時間
9時~20時
申し込み
不要
案内料は、利用回数や時間帯にかかわらず、1案内につき440円(税込)です。
これとは別に番号案内にかかる通話料が発生します。
通話料については契約プランによって扱いが異なります。
- カケホーダイプラン・かけ放題オプション:番号案内にかかる通話料は定額対象。
- カケホーダイライトプラン・5分通話無料オプション:5分を超える通話などには、1案内につき440円(税込)までの通話料上限が適用されます。
- 従量制プラン:通話料の上限は1案内につき440円(税込)です。
- ハーティ割引契約者:案内料・通話料ともに無料。
- 番号案内がされなかった場合:案内料・通話料ともに無料。
特に注意したいのは、440円という金額は案内料であり、必ずしも支払い総額ではないという点です。
利用条件と営業時間
| 項目 | 2026年4月以降の条件 |
|---|---|
| 利用番号 | 局番なしの104 |
| 提供事業者 | NTTドコモ |
| 利用時間 | 9時~20時 |
| 案内料 | 440円(税込)/1案内 |
| 通話料 | 別途必要 |
| 案内対象 | 企業・行政 |
| 個人番号 | 案内対象外 |
| 英語案内 | 非対応 |
| 申し込み | 不要 |
利用できるのはドコモの携帯電話からの発信です。ドコモの公式案内では、音声対応機種で利用可能とされています。
また、ドコモのhomeでんわについても提供条件が変更されています。一方、2026年4月以降はワイドスターIIおよびドコモ光電話からの利用はできません。
したがって、ドコモの固定電話サービスならすべて104を使える、という理解は誤りです。
【サービス別比較】NTT・ドコモ・iタウンページ・ふれあい案内の違い
104番の終了をめぐって混乱しやすいのは、同じ電話番号案内という言葉でも、提供事業者や対象者が異なることです。
それぞれの役割を整理すると、次のようになります。
| サービス・提供主体 | 2026年10月の状況 | 主な対象・特徴 |
|---|---|---|
| NTT東日本104 | 終了 | 2026年3月31日終了 |
| NTT西日本104 | 終了 | 2026年3月31日終了 |
| NTTドコモ104 | 継続 | 企業・行政の番号案内 |
| iタウンページ | 継続 | 全国の企業・店舗・施設検索 |
| ふれあい案内 | 継続 | 対象者向けの無料番号案内 |
| 点字電話帳 | 継続 | 視覚障がいのある方などへの情報提供 |
この関係で押さえておきたいのは、ドコモ104とiタウンページは同じサービスではないということです。
ドコモ104は電話でオペレーターに問い合わせるサービスです。一方、iタウンページはインターネット上で企業や店舗を検索するサービスです。
また、ふれあい案内は、一般利用者向けの無料サービスではなく、一定の条件を満たす方を対象とする福祉サービスです。
NTT東日本・西日本の発表では、点字電話帳とふれあい案内については、104終了後も提供を継続するとされています。
【104番終了後の代替サービス】iタウンページや公式サイトで番号を調べる方法
NTT東日本・西日本の104番が終了した後、企業や店舗の電話番号を探す際に利用できる代表的な方法が、iタウンページです。
1.iタウンページで企業・店舗を検索する
NTTタウンページ株式会社が運営する全国の企業・店舗・施設情報の検索サイトです。
住所、業種、キーワード、駅やスポットなどを手掛かりに検索できます。
NTT東日本・西日本が案内する104終了後の検索手段
検索の基本的な流れは次のとおりです。
1. iタウンページを開く。
2. 調べたい企業名や店舗名を入力する。
3. 地域名や業種などを追加して検索する。
4. 該当する事業者の情報を確認する。
5. 掲載されている電話番号や住所を確認する。
例えば、飲食店なら店舗名や地域名、医療機関なら地域名と診療科目を組み合わせて探す方法があります。
公式サイトによると、iタウンページの情報は番号情報データベースシステムを基盤とし、運営会社が独自の業種分類や収集情報を編集して掲載しています。
店舗の住所や地図、ユーザーレビューなども確認できるため、電話番号だけでなく事業者の情報をまとめて調べたい場合にも便利です。
2.企業や店舗の公式ホームページを確認する
企業名が分かっている場合は、公式ホームページの問い合わせページを確認する方法もあります。
特に次のような情報を探す場合に有効です。
- 企業の代表電話番号
- 店舗ごとの電話番号
- カスタマーサポート窓口
- 行政機関の代表番号
- 病院や公共施設の問い合わせ先
検索結果に表示された番号をそのまま信用するのではなく、公式ホームページの会社概要や店舗情報と照合すると、番号の間違いや古い情報を避けやすくなります。
3.地図サービスやインターネット検索を活用する
店舗の所在地が分かっている場合は、地図サービスで施設名を検索する方法もあります。
住所、営業時間、電話番号、アクセス情報などを一緒に確認できる点が利点です。
ただし、第三者による登録情報や古い掲載情報が残っている可能性もあります。重要な問い合わせでは、最終的に店舗や企業の公式情報と照合してください。
4.個人の電話番号を調べたい場合はどうする?
ここは104番終了後の大きな変更点です。
従来の番号案内では、電話帳に登録された個人や、事前に番号案内を申し込んだ個人の番号が案内対象となっていました。
しかし、2026年4月以降のドコモ104は企業・行政のみが対象です。
さらに、iタウンページも企業・店舗・施設を中心とする情報サービスです。
そのため、一般の個人の電話番号を名前と住所から検索できる、104と同等の一般向け代替サービスは用意されていません。
知人や親族の番号を確認したい場合は、本人に直接確認する、本人が公開している連絡先を調べるなどの方法が現実的です。
個人の電話番号が見つからないからといって、企業向けの電話番号検索サービスで個人情報まで調べられると考えないことが大切です。
【無料のふれあい案内】104終了後も利用できる対象者・申し込み方法
104番の終了後も継続している重要なサービスが、NTTの「ふれあい案内」です。
このサービスは、電話帳を利用することが難しい障がいのある方を対象に、電話番号を無料で案内する福祉サービスです。
一般向けの104とは異なり、事前登録が必要です。
ふれあい案内の対象者
NTT東日本・西日本の公式案内では、主に次の方が対象として示されています。
- 視覚障がいのある方
- 聴覚障がいのある方
- 上肢などに不自由のある方
- 音声機能・言語機能・そしゃく機能に障がいのある方
- 知的障がいのある方
- 精神障がいのある方
身体障害者手帳や戦傷病者手帳の所定の等級、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳など、対象となる条件が定められています。
該当する手帳を持っている場合も、具体的な対象区分については公式窓口で確認してください。
2026年4月から利用方法が変更
ここで注意したいのが、ふれあい案内も104番の終了に合わせて利用条件が変更されたことです。
| 項目 | 2026年3月末まで | 2026年4月以降 |
|---|---|---|
| 電話での利用先 | 104 | 0120-104-565 |
| FAXでの利用先 | 0120-000-104 | 変更なし |
| 利用時間 | 24時間 | 9時~17時 |
| 利用日 | 年中無休 | 年中無休 |
| 案内対象 | 企業・店舗・個人 | 企業・店舗 |
| 1回の案内上限 | 15件 | 5件 |
| 料金 | 無料 | 無料 |
特に重要なのは、2026年4月以降は個人の電話番号が案内対象から外れたことです。
無料である点は変わりませんが、営業時間や検索できる対象、1回あたりの案内件数は変更されています。
ふれあい案内の申し込み・利用電話番号
利用登録済みの方・電話での番号案内
9時~17時・年中無休
新規登録・申し込み・問い合わせ
9時~17時(月曜~金曜)
土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く
FAXでの番号案内
0120-000-104
利用登録済みの方は、電話をかけた後に「ふれあい案内」と申し出て、登録している電話番号と暗証番号をオペレーターに伝えます。
新規登録を希望する場合は、0120-104-174に問い合わせて手続き方法を確認してください。
登録済みの方は、従来の登録番号と暗証番号を引き続き使用できます。
【電話番号案内104に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:電話番号案内104は2026年10月現在も使えますか?
A1:NTT東日本・西日本が提供していた104番は2026年3月31日23時59分に終了しました。ただし、NTTドコモの携帯電話から利用する番号案内は継続しています。企業・行政の番号が対象で、営業時間は9時~20時です。
Q2:104番で個人の電話番号を調べることはできますか?
A2:2026年4月以降のドコモ104では個人の電話番号は案内対象外です。ふれあい案内も同時期から企業・店舗のみが対象となっています。
Q3:ドコモ104の利用料金はいくらですか?
A3:1案内につき440円(税込)の案内料と通話料が必要です。ただし、ハーティ割引の契約者は案内料・通話料ともに無料です。また、案内できなかった場合も料金は発生しません。
Q4:104番の代わりに企業や店舗の番号を無料で調べる方法はありますか?
A4:iタウンページや企業・店舗の公式ホームページ、地図サービスなどを利用できます。インターネットでの検索は、104のようなオペレーターによる案内料がかからない方法です。ただし、通信料などは別途発生する場合があります。
Q5:ふれあい案内は誰でも無料で利用できますか?
A5:誰でも利用できるわけではありません。視覚・聴覚・上肢などの不自由がある方、知的障がいや精神障がいのある方など、所定の条件を満たす方が対象です。事前登録が必要です。
まとめ:104番終了後は利用目的に合わせて検索方法を選ぶ
2026年10月現在、電話番号案内104は、NTT東日本・NTT西日本の従来サービス終了とNTTドコモへの提供体制の変更によって、大きく姿を変えています。
今回の変更で覚えておきたいポイントは次の3つです。
- NTT東日本・西日本の104番は終了済み。 終了日は2026年3月31日23時59分。
- ドコモ104は継続中。 ただし、9時~20時、企業・行政のみ、1案内440円という条件に変更。
- 企業・店舗の番号検索にはiタウンページ、対象者には無料のふれあい案内がある。
電話番号を探す際の判断基準は、調べたい相手が誰なのか、どの電話回線を利用するのか、無料で調べたいのかという3点です。
企業や店舗の番号であれば、まずiタウンページや公式ホームページを確認する方法が合理的です。ドコモの携帯電話から企業・行政の番号をオペレーターに調べてもらいたい場合は、料金と営業時間を確認したうえで104を利用できます。
また、ふれあい案内の対象となる方は、一般向けの104が終了しても無料の番号案内を利用できます。
104番は完全になくなったのではなく、従来のサービスが終了し、利用者や目的に応じた仕組みに再編されたという理解が、2026年現在の状況を正しく把握するポイントです。 (出典: 電話 番号 案内 104(Yahoo!ニュース))
木村 あおい (Aoi Kimura)
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